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遼寧省:陳宝鳳さんは朝陽市の警官に迫害され死亡

(明慧日本)2008年2月24日、遼寧省朝陽市の法輪功修煉者・陳宝鳳さんは、タクシーでお客を送っていく途中、中共の警官に呼び止められた。その後、同乗者(法輪功修煉者)と一緒に連行され、3月3日、朝陽市の第一留置場(呉家窪)に移送された。当所の警官は気が狂ったかのように数々の残虐な拷問を加えたため、陳さんは一晩中、苦しめられ死亡した。家族は現在、監視状態におかれている。 

 陳宝鳳さん(43歳男性)は、遼寧省朝陽県六家子郡出身。朝陽市の借家に住んで、タクシーの仕事で生計を立てていた。2月24日午前、法輪功修煉者・李亜軒さんは、夫の高玉苓さんが瀋陽馬三家労働教養所で警官から迫害を受けており、救護を求めていることを聞いた。当日の夜、李さんは友人の李英軒さん、ショ秀梅さん、ウ慧娟さん、景菲さんなどと共に、陳宝鳳さんのタクシーで、馬三家労働教養所へ高玉苓さんを見舞いに行く途中、タクシーは朝陽市前進公安支局のパトカーに呼び止められた。警官らは、陳さんと同乗者(法輪功修煉者)を朝陽に不法に連行した後、陳さんを含む6人を朝陽市十家子留置場に拘禁した。 

 市国保支局の副局長・張明華は省の上からの指示だと言い、十家子留置場の所長・劉耀勝らに陳宝鳳さんと修煉者を不法に拷問、迫害することを指図した。修煉者の友人が面会に行った時、警官は「彼らは協力しないから、死ぬほど潅食した」と言っていた。 

 陳宝鳳さんが迫害され死亡した後、朝陽市公安局は厳重に情報を封鎖してしまった。家族にも知らせなかった。張明華は省の公安庁と、陳さんと修煉者の迫害に参与した市政保科、留置場の警官らを召集して打ち合わせをした。そして、「陳宝鳳は心臓病が原因で突然死亡した」と口裏を合わせることにした。

 陳宝鳳さんの家族は、陳さんは健康で、心臓病の既往歴もなく、当日も健康状態がとても良く、警官に連行されて8日後に死亡したのは、絶対に警官から迫害された結果だと主張した。「もし本当に病気にかかったら、なぜ危篤になったのに家族に知らせなかったのか?」、「どうして死亡した後も依然として家族を騙しているのか?」、「どうして今なお遺体を見るのを許さないのか?」、「どうして会議をして偽りの口実を統一するのか?」・・・。 

 消息筋によると、今回の連行者に迫害の指揮をしたのは、すでに数人の修煉者を迫害で死亡させた朝陽市公安局の副局長・張明華で、他に朝陽市公安局の国保支局、支局長・王景竜も直接迫害に参与していた。 

 2月25日、朝7時頃、朝陽市光明公安支局は10数人を出動させて、消防車の梯子を使って窓を破り突入し、朝陽市天正洗剤会社の経営者・李文生さん、呉金萍さん夫婦を不法に連行した。同時に従業員・陳淑梅さん、潘玉峰さんもそれぞれの自宅で不法に連行した。当日、朝陽市の悪人らは別の数人の修煉者を不法に連行した。 

 連行された修煉者たちは断食で迫害に抗議し、すでに9日間続いている。

 張明華は、「修煉者の家族が面会することは許可しないこと」と命令を発した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年3月7日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/3/6/173741.html