日本明慧
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精進しなかった弟子が異なる次元で見たもの(四)


 文/中国大陸の大法弟子 天羽

(明慧日本)

 (四)選択

 私の次元において、私は時々異なる次元の数えきれないほどの鉄道レールが見える。レール上は絶えず列車が往復している。複雑に交雑するレール上で、一つだけが大法の列車である。他はそれぞれ冥土の世界、地獄へ通じる列車があり、また、魔道や畜生道へ通る列車がある。その中で、一つは共産邪党関係者を運ぶ列車がある。それ以外にも知らない方向へ走る列車もあった。毎日、列車を待っている客が大勢いて、彼らの表情はとても緊張していて、みんな大法の列車に乗りたいと希望している。他の列車に引っ張れてしまうことを恐れている。

 私はこの目で冥土の世界へ通る列車に乗った人々の風景を見たことがある。列車は暗い冷たい風を伴いゆっくり走ってきて、乗客の顔はみんな青色であり、車内は死んだように静かな重たい空気で溢れ、ドア毎に立っている人は白い服(白衣)を着て表情はとても硬い。車が停まると白衣の人が降りてきて無理やり人を車内へと引っ張る。名前を呼ばれた人は、震えて仕方なく車内へ押し入れられる。入れられた人はこの世界では亡くなった人である。ある時、私の前に来た。私は迷うこともなく、私は大法弟子ですと言ったら、彼らは、「大法弟子は我らと関係ない」と言いながら去っていった。隣の人は私をとてもうらやましい目で見つめていた。

 地獄へ通じる列車もとても怖い。列車が走る時に恐怖の音楽が流れる。車両の先頭に英語で地獄と書かれている。車内はすべて白骨と怪物、死体である。彼らは常人を捕まえると同時に男女関係で問題を起こした大法弟子も捕まえる。その他に二つの特別なレールがあって、他のレールのように平坦ではなく、60度の角度で地下へ入る。二つのレールに車両が出たり入ったりして、大きい蛙の形をしたタンクや戦車が次々と外を向けて走っているが、運んでいるのは軍の服を着た兵士、大砲、鬼で、戦場に向かっているように見えた。中へ運んでいるのはすべて大法弟子を迫害して「悪の報い」で死んだ邪悪な人たちである。また、中にはどう説得しても中共から脱党しなかった人たちもいる。彼らの表情はまるで死んだように止まっていて、異なる次元の存在を全く信じていないが、怖がってあちこちを不思議そうに見ている。

 大法の列車は外観が普通の車両のように見えるが、他の列車と違うところは大法の列車は全く停まることはなく、前を向いて疾走している。大法の列車にはホームもなく毎日一便だけ通るが、人がいっぱいで、列車が通るとき人々は気が狂ったかのように後ろから追いかけて走る。誰もが大法の列車に乗りたがっている。私も時々大法の列車を追った。大法弟子たちは手を伸ばして私を引っ張る。もし私があまり遠くまで遅れたら、大法弟子たちは私にひもを渡してくれる。大法の列車は走れば走るほど先方の天空はとても青く、明るくて光っている。しかし、乗ったら落ちないという保障はなく、もし誰かが精進しなかったり、大法弟子としてやってはいけないことをすると、先方に大きな山の斜面が現れ、執着しているものがあれば、その執着しているものが斜面に現れる。少し心が動いたら、列車から落ちてしまう。すると、次の列車が来るまでずっと苦しんで待たないといけない。

 大法の列車と隣に走っているのは魔道に通じる列車である。その外観は、大法の列車と全く同じように見えるが、非常に人を迷わせる。たくさんの大法弟子は、区別できないと魔道に走る列車に乗ってしまう。大法の列車と並んで走るたびにいつも大勢の魔が集団で大法の列車の窓ガラスを強く敲き、ガラスをって大法弟子を自分の列車へ強く引っ張るのである。大法弟子も離れないように強く中で引っ張る。まるで綱引き競技のようである。ある大法弟子は中へ引っ張る力が足りず、魔道の列車に引っ張り込まれてしまった。

 しかし、よく修煉している大法弟子の傍の窓ガラスは割れにくい。私自身は精進していない時、一日中、中へ外へと引っ張られる。魔道の列車に引っ張られて乗ったら、車内にいる黒服を着ている魔の集団は大喜びし、満足して祝うのである。魔の集団はよく私を狙う。毎回魔道の列車と並んで走る時、私はいつも窓ガラスが割れてしまうことを恐れて怖がってしまう。その時、本当に窓ガラスは簡単に割れてしまう。実は、これは自分が大法に対して自信がないから生じたことである。しかし、私が精進している時は魔の集団が私の傍のガラスをいくら敲いても割れない。私は見張って彼らを見つめて、心の中で何一つ怖がることがない時、魔がいくら敲いても窓ガラスは震動もしないのである。

 今、大法の列車は運ぶ人が少なくなった。なぜなら、たくさんの大法弟子がゴールしている。あと残っているのは止まったり、歩いたりしている、あまり精進していない大法弟子だけである。しかし悪は悪の報いがあり、大法弟子を迫害して死んでいる人がますます多くなっている。死ぬ人が大量に出始まている。

 時間は本当にますますなくなってきたている。一人一人、正確な選択を行うように願っている。

 (続く)

 2008年3月9日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/3/6/173531.html