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ハルピン:祁金玲さんは前進女子労働教養所の警官に強打され頭部を負傷

(明慧日本)黒龍江省阿城市新華鎮先鋒村の法輪功修煉者・祁金玲さん(48歳女性)は、ハルピン新農鎮の前進女子労働教養所第二大隊に監禁され、先日、管教のツン志麗に強打され、頭部を負傷し、自力で生活することができなくなった。

 2008年2月4日、祁さんは警官に殴打されて頭部を負傷し、ベッドで安静にしている。第二大隊は省の安全問題の検査を受けることになり、祁さんは人に支えられて作業場の北側の小屋に押し込まれた。検査後、また人に支えられて第二大隊に戻された。入り口のところで第二大隊の大隊長・霍書平は祁さんに「お正月三日を過ぎたら、みんなと一緒に労働しろ。もし、仕事をしないなら仮病と扱い、労働を忌避したと同様に処理し、監禁期間を延ばすぞ」と脅した。

 労働教養所は強打による負傷事件についてなんら反応も対処もない。ツン志麗は何もなかったようにしている。これが、いわゆる「人性化管理」なのだろうか。

  2008年1月21日夕方5時半ごろ、ツン志麗(警察番号2343087)は祁さんを当直の事務室に呼び出して、持っているバッグを強引に捜査したが何にも出なかった。さらに、指導員・王暁偉と管教・王美英の目の前で祁さんに靴とズボンを脱ぐように指示したが、祁さんは服従しなかったため、指導員らは叱責した後、祁さんを部屋に帰らせた。帰る途中、祁さんは「また、捜査された」と言ったが、ツン志麗には「また、精神病になった」と自分に言ってきたように聞こえたため、祁さんを事務室に呼び戻し、なぜ自分を罵るのかと問いただした。

 そして、ツン志麗は祁さんを上階に連れていき、王暁偉、丘陽と王美英の前で自分を罵ったことを認めさせ、謝罪を要求した。祁さんが従わないと、顔を殴り、祁さんが倒れても誰もその行動を止めなかった。さらに、祁さんに夜12時まで、直立の姿勢を強制した。

 この出来事の後も、指導員・王暁偉による祁さんへの迫害は制止するどこか、さらに悪化した。10日後、王暁偉の当直の日の1月31日朝6時ごろ、ツン志麗は李英傑に歯磨き中の祁さんを呼び出させ、上階に連れて来させた。ツン志麗は「最近はどうか」と挑発の口調で聞き、「ここには良いことはないでしょう」と祁さんは答えた。ツン志麗は「あの日、私を罵っただろう」と問いつめ、「違います」と祁さんは答えた。すると、ツン志麗は祁さんのお腹を蹴った。「私を殴ることは第6条禁止令の違反です」と言ったが、ツン志麗は聞かずに続けた。「私を殴ることはあなた自身にも悪いことですよ」と祁さんは言った。

 ツン志麗はまったく聞かず、さらに殴祁さんを殴ったり蹴ったりした。祁さんは倒れ、頭が壁にぶつかり腫れた。管教・周英范は声が聞こえたのでツン志麗を連れて行き、祁さんを起こした。ご飯のとき、周英范は祁さんを作業場に連れて行った。祁さんは手で触ることができないほど頭が痛く、吐き気があり、ご飯を食べられなかった。王暁偉は祁さんとみんなが会話しないように要求し、態度は横暴であった。

 午後になって大隊長・霍書平は祁さんを人に支えさせて部屋に戻した。

 祁さんは頭が痛く、吐き気があるため、水さえ飲めなかった。夜になって孫という医者に祁さんを見てもらったが、、孫は血圧を測って頭を触るだけで「小さい腫れだから、2、3日で治る」と言った。

 2月1日、劉という医者に祁さんを見てもらった。管教・趙爽が「小さい腫れだけでしょう」と尋ねると、「これはひどい。筋と骨の損傷だと治るのに100日はかかるが、頭部の損傷は…」と、劉という医者は頭を振りながら答えた。祁さんはずっと頭が痛くて、吐き気も治らない。

 2月2日、刑務所の王という医者は「これは病気ではない」と暴言をふるった。

 2月4日、祁さんはベッドから起きられず、自力で生活することができなくなった。

 前進女子労働教養所第二大隊には、法輪功修煉者16人、第一大隊に法輪功修煉者31人が不法に監禁されている。

 2007年、祁さんは健康の問題で労働ができなかった日もあったため、17日間の監禁期間を延長された。

 2008年3月8日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2008/2/19/172732.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/3/3/95013.html