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内モンゴル図牧吉労働教養所:法輪功修煉者に対する迫害

(明慧日本)興安盟扎賚特旗に位置する図牧吉労働教養所は、内モンゴル東四盟(呼倫貝爾、興安盟、通遼、赤峰)からの法輪功修煉者を不法に監禁している。

 図牧吉労働教養所は男子隊、女子隊に分けられていて、現在20数人の法輪功修煉者を不法に監禁している。その中には、通遼科爾沁区の万秀英さん、劉雪梅さん、保康鎮の電力工場の従業者・張淑傑さん、かつてハルピン工業大学に通っていた高娃さん(2回も不法に労働教養された)、保康原第二食料センターの従業員・李桂芝さんがいる。彼らはそれぞれ2年と3年の労働教養を課された。

 警官は法輪功修煉者を迫害するために、いわゆる「転向基地」を設立したが、実は図牧吉医院の二階の一つの病室である。窓とドアをすべて遮り、小さな暗い部屋を作って、法輪功修煉者をその部屋に監禁し、7、8人が交替で法輪功修煉者を転向させるために迫害を加える。数日も昼夜を続けて立たさせ、睡眠を与えず、トイレにも行かせず、意志を蹂躙する。もし、法輪功修煉者が断食で迫害に抗議すれば、警官はその法輪功学習者に手錠を嵌め、鉄棒で口をこじ開け、普通は唐辛子と塩の水を注入するため、歯がこじ開けられて落ちるケースもある。その他、警官らはまた法輪功修煉者に対していろいろな拷問を加える。例えば、スタンガンでの電撃、手錠をはめる、皮のベルトで殴る、拳と足で暴行を加える、百回びんたを食らわせる、縄で縛る、水の牢屋に押し込む、吊るし上げる、などである。

 体力を超える労働、侮辱と罵り、殴打などは法輪功修煉者がほとんど毎日受ける迫害である。

 2000年から、通遼市の法輪功修煉者は不法に図牧吉労働教養所に監禁されたことがあり、彼らは程度の異なる迫害を受けた。

 もと通遼工商銀行事務所の副主任・範小麗さんは2回不法に労働教養を受け、常にスタンガンで電撃されたり、同時に数人に殴られたり、夏に強い日差しにさらされるなどの拷問を受けた。それにより、彼女は酷い狭心症にかかってしまい、心臓が衰弱し、四肢もひどく変形して、細くなって自力で歩くことができなくなり、7ヶ月近く血を吐き、自力で生活することが完全にできなくなり、危篤状態に陥った。そのとき、労動教養所は彼女の家族から5千元をゆすってから、やっと釈放した。当時、彼女はすでに迫害されて不具になっていた。

 元通遼市実験小学校の教師・王頴さん(万秀英さんの娘)も吊るし上げられ、棒で殴られ、高圧スタンガンで電撃され、数人に交替で殴打されるなどの拷問を受けた。最終的に迫害により不具になった。頭部のCTスキャンにより暗い影が見つかり、心筋炎にかかり、聴覚を失った(医療証明あり)。最後に虐待されて生命の危険に陥り、2002年1月、図牧吉労働教養所は迫害されて不具になった王頴さんを家に送った。当時、元通遼工商銀行の従業員・韓麗霞さんも、迫害されて不具になった。

 元通遼工商銀行の従業員・趙淑雲さんは、暗い小屋で長時間殴打されて、全身傷だらけになり、目もひどく腫れた。また雷麗紅さんは2回長時間吊るし上げられて殴打され、2日間身体を90度に曲げる体罰も受け、人事不省になった。図牧吉労働教養所に不法に労働教養された人には、元露天市場の個人経営者・張艶梅さん、元教育印刷工場の従業員・田心さん(現在は呼和浩特[フフホト]女子労働教養所に不法に監禁されている)、田心さんの父親・田福金さん、母親の劉秀榮さんがおり、皆この労働教書で不法に監禁されたことがある。劉秀榮さんはかつて三昼夜睡眠を与えられず、大きな倉庫に監禁されたことがある。断食で迫害に抗議したとき、警官は何度も彼女に濃い塩水を注入した。

 科左中旗保康鎮の高娃さんが始めて図牧吉労働教養所に監禁されたのは2002年であり、2年間不法に労働教養を受け、残酷な迫害を受けた。殴打されて首が動けなくなり、足が非常に大きく腫れた。日当たりの悪い独房に50日も監禁されて、もう少しで集中キャンプに送られて臓器を摘出される羽目になるところだった。

 興安盟の毛春蘭さんは60数歳の老人であるが、警官がある法輪功修煉者の家族との面会を許可しなかったため、毛さんは「彼女の仕事は私たちがやる」と言っただけで、警官の尹桂娟に階段から押され、その場で腕を骨折した。しかし、引き続き仕事をさせられた。家に帰ったときもまだ石膏をしていた。

 赤峰の成玉芬さんも60数歳の老人である。当時ニ中隊に属していたが、会場で「法輪大法はすばらしい」と叫んだため、警官に外に引っ張り出され、午後ずっと外で凍えさせられた。当時、彼女は足と脚が動かない状態だった。

 通遼の石秀英さんは煉功を続けたため、劉隊長に拳で殴られ、足で蹴られ、びんたを張られた。

 赤峰の李榮蘭さんは呼和浩特(フフホト)女子労働教養所から図牧吉労働教養所に移された後、迫害期間を予定より三ヶ月間延長された。

 牙克石市の郭常鎖さんと唐桂香さん夫妻は、2人同時に図牧吉労働教養所で迫害を受けた。家には中学校に通っている娘1人だけが残っている。

 迫害に参与した警官は、伊桂娟、王桂栄、蘇紅玉、周麗平、課長の宋某、劉隊長らである。ここで、これらの警官に警告する。再び中共の用心棒にならないでほしい。善悪には報いがあり、あなた達は自分を害しているだけでなく、自分達の子孫後裔にも災いが及ぶ。冷静になって正しい判断をしてほしい。

 2008年3月10日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/1/8/169879.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/2/1/93915.html