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山東省蒙陰県聨城郷の張維玲さんは何度も監禁され、強請られた

(明慧日本)張維玲さん(山東省蒙陰県聨城郷の出身)は何度も不法監禁され、暴行を受け、6000元も強請られた。

 2001年5月26日、聨城郷政府の職員、聨城郷派出所の警官らは、張さんの家を家宅捜査し、家で一枚の真相資料を見つけ、それを口実に張さんを不法監禁し、張さんの家族に3000元を強請った。

 2002年8月1日、聨城郷政府の職員、聨城郷派出所の警官ら7、8人は、また張さんの家に押し入り、何も見つからなかったが、それでも張さんを不法に監禁し、張さんの夫の仕事用のトラックも押収した。車の持ち主は何度も車の返還を求めたが、完全に無視された。しかたなく、車の持ち主は郷政府を起訴し、やっと4ヶ月後に車を返してもらった。

 張さんは四日間監禁されてから、さらに派出所で一日監禁された。派出所で張さんは暴行を受けた。警察は張さんに、自分の師父の名前を侮辱するよう迫ったが、張さんはそれを拒否したため、警察は張さんの頭を抑え、電気棒で背中、手の平、足に電気ショックを与えた。監禁期間中、政府職員はさらに張さんの家族から2000元を騙し取った。金を出せば釈放すると騙し、張さんの兄と妹は心配で2000元を借金して聨城郷共産党副書記に渡したが、彼らは釈放するどころか、張さんをさらに蒙陰県留置場に送った。騙されたと知って、張さんの兄は警官らに、「あなたたち政府が詐欺をやっているのではないか?」と言った。この言葉で、張さんの兄は聨城郷政府に一昼夜監禁された。

 蒙陰県留置場で数日間監禁されてから、張さんはさらに蒙陰県「610弁公室」に移された。そこで、張さんは他の法輪功修煉者と同じように小さな独房に監禁され、部屋の中には地面に敷いた畳、大小便用の樽、洗面用のたらい、食事用のお碗以外に何もなかった。読む本もなく、話す人もなく、非常に寂しい。深夜、警官らは法輪功修煉者に睡眠を許さず、早朝すぐに起こした。規定の時間外は、畳の上に横になることも許されなかった。610便公室の20数人の用心棒がドアの隙間から法輪功修煉者を監視し、少し横になるとすぐにドアを叩かれ、ときどき暴行も受けた。

 肉体的な拷問だけでなく、精神的にも迫害された。彼らは強制的に法輪功修煉者に師父と法輪功を中傷するビデオを見させ、そのような書籍を読むことを強要した。それらの資料で法輪功修煉者を洗脳しようとした。

 張維玲さんは610弁公室で2ヶ月間も精神的肉体的な迫害を受け、さらに1000元も強請られて、やっと家に戻された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年3月13日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2008/1/9/169930.html