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ハルビン市前進労働教養所:法輪功修煉者を奴隷のように酷使する内幕

(明慧日本)ハルビン市前進労働教養所には二つの大隊があり、約60人が監禁されている。その中、第一大隊には現在、30人ほどの法輪功修煉者と6人ほどの一般の犯罪者が監禁されている。第二大隊には、20人ほどの法輪功修煉者と3人ほどの一般の犯罪者が監禁されている。多くの一般の犯罪者らは警官に利益で釣られ、また指図されて、法輪功修煉者を迫害する共犯者になっている。

 労働教養所では毎日法輪功修煉者を奴隷のように酷使している。毎日規定時間を越えた、体力をこえる量の仕事をさせられている。毎朝5時半に起き、6時に仕事場に行き、夜は7時半から8時までの間に仕事が終わり、昼食の時間は15分である。毎日朝から夜までずっと働かせられている。第一大隊の大隊長・張波は自ら奴隷仕事を監視し、毎日作業量が終わらなかったら、仕事を寝室まで持ち帰らせ、終わらないと睡眠を与えず、仕事が終わったら寝られる。特にアイスクリームの棒を積み重ねる時は、新しく入った人も、70歳の年よりも含めてみな同じ作業量だった。

 第二大隊の大隊長・霍書萍は常に法輪功修煉者を拳で殴ったり、足で蹴ったりして、体罰を与え、体力をこえる仕事を無理強いしている。毎日米入れの紙袋を造る時、他の大隊は1日の任務が400枚だが、第二大隊は450枚だった。任務を完成できないと夜8時半か、9時まで作業時間を延長させられ、それでも終わらなかったら寝室に帰った後、深夜11時、12時まで小さな腰掛に座らされ、睡眠を与えない体罰を受ける。もし1カ月持続して作業量を完成できないか、或いは奴隷の仕事をすることを拒否すると、監禁期間を延長される。法輪功修煉者の祁金玲さんと張翠娟さんはそれぞれ15日間、杜秀琴さんは不法に2日間監禁時間を延長された。

 現在、前進労働教養所での主な奴隷仕事は仕分けと包装である。コーヒー棒とホットドッグ棒の包装、米入れ袋の製造、爪楊枝の包装もあり、以前は「遠大ショッピングセンター」の包装袋、夏尼の英語袋、「ハルビン製薬第六工場」の生産した六味地黄丸の大きな包装ケースも造ったことがある。

 コーヒー棒とホットドッグ棒は三つのレベルに仕分けしてから、25キロ入れの米袋と同じ大きさの袋に入れる。40歳以下は毎日3袋、ほかの年寄りや、身体の弱い人、病気の人、身体障害者などは2袋完成しないといけない。紙袋を造る工程はとても面倒で、紙を折る、筒状に貼る、袋の底を折る、袋の底を貼るなどの多くのプロセスがある。40歳以下は毎日450枚、ほかの年寄りなどは300枚〜400枚造らないといけない。爪楊枝は二種類ある。一種は丸い爪楊枝を袋に入れ、袋につめる、箱に入れるなどのプロセスが必要である。40歳以下は毎日1000袋を大きな箱20個に入れ、年寄りなどは500袋を完成しなければならない。もう一種は偏平な爪楊枝だが、箱を造る、箱に詰める、ビニールシートで包むなど多くのプロセスが必要である。40歳以下は毎日500箱、年寄りなどは200〜300個を完成しないといけない。

 爪楊枝は消毒されていない。労働教養所には消毒設備がないばかりか、消毒の仕事場もない。爪楊枝についている木の屑、ほこりは包装する間、人を刺激して、くしゃみをさせる。箱を造る時に使うのりは鼻を刺激するシンナーのにおいを放ち、長く吸うと頭がくらくらし、涙が出る。

 衛生条件が悪いため、爪楊枝、米入れの紙袋、コーヒー棒、ホットドッグ棒などにねずみとハエがたかり、衛生は保障されない。

 爪楊枝は他の国に輸出される。ブランド名はarpex。

 「遠大ショッピングセンター」のショッピング袋:住所はハルビン市南崗区果戈里大街378号、URL:WWW.Ydgw.cn。

 米袋には、

 一、ネン源長粒香米:工場の所在地は黒竜江省肇源農場で、生産販売者は黒竜江省綏化農墾ネン源制米工場、電話番号:0459-8398116、ファックス番号:0459-8398005、郵便番号:166517、衛生許可証号:黒衛食証字[2006]第231409-060001号、食品生産許可証号:QS230001021809。

 二、五常の米、タイの香長粒米:稲花香2号、生産販売者は黒竜江省五常市民楽朝鮮族郷華米米業有限会社、五常市緑風優質米開発グループ有限会社が委託、工場の所在地は黒竜江省民楽朝鮮族郷団地、電話番号:0451-53506919と13019726419、ハルビン事務所の電話番号:0451-88236829、衛生許可証号:黒衛食証字[2007]第230184-000008号、食品生産許可証号:QS230101021402。

 三、一品稲花香精制米:生産販売者は五常市福興精製米有限会社、黒竜江省五常市緑風優質米開発グループ有限会社が委託、工場の所在地は黒竜江省五常市竜鳳山郷、電話番号:0451-55827777と55836666、衛生許可証号:黒衛食証字[2007]第230184-000018号、食品生産許可証号:QS230101021403。

 法輪功修煉者の基本生存権、健康の権利、人格の尊厳などは思う存分剥奪され、踏みにじられた。法輪功修煉者の劉秀麗さんは1回疲れて気を失ったことがある。緊急手当てのとき、酸素吸入もした。しかし警官は彼女が偽装していると言った。法輪功修煉者の張翠さんは仕事をする時、倒れて人事不省になった。ひどい場合は一日に何回も倒れ、ハルビン市第一医院に送られて検査を受けると、冠状動脈性硬化症と心筋の深刻な血液不足と診断された。毎日寝室から仕事場まで歩いていくだけで彼女ははあはあとあえいだ。しかし警官は依然として彼女に規定時間以上労働させ、任務を完成できないと深夜11時、12時まで腰掛に坐らせた。法輪功修煉者に対するひどい迫害と奴隷のような酷使により、搾り取ったお金はどこに流れたのか? 関連部門が検査、或いは見学に来るとき、前進労働教養所の優雅な環境と清潔さを見るが、そのきれいな表面に隠れた内幕を目にするとはらはらするばかりだ。

 中国大陸の商人らは邪党に利用されて、労働教養所と刑務所と共に法輪功修煉者を迫害しないでほしい。もしあなた達の協力がなければ、労働教養所と刑務所は人を奴隷のように酷使する方法で迫害することができなくなる。法輪功修煉者に対する、人間性のないこの類の迫害は将来必ず清算されるので、くれぐれも目の前のちっぽけな利益のために、自分の良心を捨てて、迫害に参加しないでほしい。将来になって後悔してももう間に合わないからだ。全世界の善良な民衆らがみな目覚め、正義の声を出し、実際の行動で共に迫害を制止するよう希望する。

 2008年3月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/2/4/171679.html