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四川省:西昌市の法輪功修煉者・李中華さんは強制連行され、虐待を受けた

(明慧ネット)2007年5月9日昼、四川省西昌市の法輪功修煉者・李中華さんと他2名が、地元修煉者の自宅で衛星受信アンテナの設置をしていた時、現地政府書記・李興万をはじめとする20数人に包囲され、さらに現地警察の副所長を含む5人の警官に押し入られた。

 その後、西昌市警察の太剛毅が先導し男性4人、女性3人の警官がきて、3人の法輪功修煉者を強制連行した。法輪功修煉者・李中華さんは、不法に1年半の労働教養を言い渡され、監禁され残虐な迫害を受けた。食事も満足に与えられず、受刑者に罵られたり、殴打されたりという迫害を受けている。

 李さんは、今回の逮捕前にも何度も警官の暴力を受けたことがある。2002年11月2日の午前中、地元某所へ行く途中いきなり10数人の私服警官に囲まれ、強制連行された。西昌市だけでなく、他の市からきた警官もいたという。彼らは李さんを無理やり1台のワンボックスに乗せ、手錠をかけて連行した。

 警官は、李さんに尋問し、資料の作成者、届け先及び李さんの個人情報を聞き出そうとしたが、無視されたため、服を脱がせ刑罰をかけた。一人が大きなクリップで李さんの乳首をつまんで血まみれにし、ライターで髭を燃やし、さらに厳寒の中大量の冷水をかけてずぶ濡れにした。

 午後2時半過ぎ、市警察・劉国強が来るとさらに虐待を続けた。邪悪らはベルトをはずして手錠をかけ、李さんを3回も吊り上げたため、両手は紫色に変色しひどく出血した。この虐待は6時過ぎまで続いた。

 虐待の最中も、警官・大家は、李さんから情報を聞きだそうとさらに虐待を加えたため、李さんは、終に市場で3400部の資料を配ったと認めた。夜9時過ぎ、警官は李さんの自宅を捜索し、家中をメチャクチャにした後、夜11時40分、李さんを市の留置場へ移送して拷問を続けた。

 李さんは、一人の法輪功修煉者と対面した。最終的に李さんは、不法に29日間監禁され罰金2000元を取られた。

 12月中旬、警官が再び自宅にきて李さんを強制連行した。李さんは再び虐待と尋問を受け、警官にアルミ製のドアの縁で頭部や足を叩かれたため、大腿部に10センチの傷を負い、それは未だに傷跡が残っている。この虐待は、夜7時半まで続いた。さらに場所を移動して一晩中尋問され、翌日も警察署に連行されてまた尋問を受けていたが、会社の上司が来てやっと釈放された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年3月17日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/2/21/172831.html
(英語: http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/3/6/95098.html