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著名な作曲家:音楽と舞踊は完璧な様相を呈した(写真)

(明慧日本)作曲家の馬水龍教授は、かつて多くの台湾の有名な歌舞団で作曲・録音し、伝統音楽に精通しており、東西楽器を融合して作曲している。馬氏は2008年3月15日に神韻芸術祭の台北初演を鑑賞した後、公演の舞台設計が全体として細緻で入念であり、音楽と舞踊が隔たりなく協調されており、そして振り付けも簡潔で有力であること、出演者らのしっかりとした基礎技能を非常に褒め称えた。
著名な作曲家の馬水龍氏


 音楽と舞踊は隔たりなく協調されている

 馬氏は年末において3回にわたって音楽会を開き、今年も東洋文化に基づき、大型の交響楽を創作し続けるという。彼の作品は国内で認められているだけでなく、ニューヨークのリンカンセンターで個人作品発表会を行った唯一の東洋人である。

 馬氏によれば、音楽は舞踊の需要に合わせるものであり、一定の難度がある。しかし、神韻の音楽と舞踊は隔たりなく協調できていることから、舞踊家と音楽家は入念に切磋琢磨し、相当釣り合いを保つよう努力したはずである。そのため、こうした完璧な様相を呈することができたのだという。

 バックスクリーンのデザインは最後の仕上げ

 また、馬氏は視覚美学を音楽創作に導入し、「耳で絵を聞き、目で音楽を見る」といった概念を強調している。彼は神韻芸術祭の全てを注意深く観察した。舞台の簡潔さを重視している彼は、神韻の舞台設計が非常に適度であり、バックスクリーンと出演者が非常に調和している。バックスクリーン及びその動画が最後の仕上げとして絶妙な役割を果たしたという。

 出演者の基礎技能がしっかりしている

 さらに彼は、この公演が中国古典舞踊を重んじ、振り付けからみると、すべてが簡潔かつ有力であり、動作がきびきびしている。出演者は中国古典舞踊のみならず、西洋舞踊の基礎も非常にしっかり身に付けていることにより、神韻の出演者は厳格な基礎訓練を受けたことがあり、すでに自らの文化を把握し、思想を動作で十分に表現でき、非常に得難いものであると言った。

 二胡を心ゆくまで解釈できた

 音楽専門者の角度から、彼は細かに二胡の演奏演目である『縁』を味わった。彼は二胡の曲と韻がよく解釈されとても良かったと言い、「この曲はとてもなじみがある。曲の演奏のテクニックはそんなに難しくないが、容易に解釈できない。演奏家の理解で内在の韻を表現するしかない。この曲はすべて心ゆくまで解釈できたと話した。

 未来の発展を期待できる

 最後に、馬氏は、神韻の出演者らはこうした形式をもって東洋伝統文化の養分を吸収することができる。それは西洋芸術が及ばないものである。彼らは非常に厳しい舞踊の訓練を受け、肢体の言葉がうまく表現できている。未来の発展がきっと期待できると思うと言った。

 2008年3月18日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/3/16/174433.html