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書道名人:善良と美しさを満たしている(写真)

(明慧日本)台湾書道名人の周月雲先生は2008年3月15日夜、神韻ニューヨーク芸術団台北公演で第二回の演出を観賞した。演出終了後に同氏は、「しなやかで美しい舞踊の姿に優雅な衣装を身につけ、顔はこぼれるような微笑みを浮かべ、一層楽しい雰囲気を現しました。演出は中国スタイルで表現していますが、基礎訓練がしっかりしていて、なかなかのものです」と語った。

台湾書道名人の周月雲先生

 周月雲氏は、5歳から書道の研究に熱心だった父親について習字を習ったが、かつて自分の家で逸雲書道館を設立した。書道一筋、40年間もかけて積んだ実力により、同氏は各式の書体に精通した上、鋭い鑑賞と感銘力を養ってきた。

 神韻芸術の演出に関して、周月雲氏は、「美しいものはすべて広めるべきで、神韻の舞踊役者が現した姿は、私にとって熟知しているように親近感を持ち、自分の従事する芸術や芸術観にかなり近いものがあると感じました。舞踊とストーリーは関連性が深く、ハイテクを駆使したバックスクリーンによって全体が分かりやすく、伝えたいものを現したのです」と述べた。

 全体の演出はストーリーを込めた内包を持っており、周月雲氏は、「ストーリーはすべて正面のもので、その主な内容は、不正なことを見た時に正義を守る気持ちを呼び起こすように望むことです。宗教的で、忠誠心と孝行心の節義、あるいは大昔の神話等のような内容をたくさん、私たちに分かりやすく伝えてくれました」と語った。

 神韻が伝えた内包について、周月雲氏は微笑んで、「全体の演出は善良と唯美に満ちた感じがしました」と述べた。

 プロフィール:周月雲先生は台湾書壇の名人。 その作風として、行く雲・流れる水のように筆を振る舞い、作品は風雅にリズム感を加え、変化しながらも秩序が保たれており、図画のように美しく構成する 。以前は中華書道学会の事務総長を務め、コミュニティ大学や各大学のクラブ指導に携わった。全国的な書道コンクールや 論文コンクールで一等賞などを獲得した経歴の持ち主。

 2008年3月18日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/3/16/174455.html