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河南省禹州市:孫冠洲さんは国保大隊で迫害により死亡(写真)

(明慧日本)2008年3月3日、国保大隊・夏雨宵、耿松涛、趙乃成など6人の警官は、コンピュータウィルスを検査するという名目で、河南省禹州市の法輪功修煉者・孫冠洲さんの自宅を捜索し、孫さんを市の留置場へ連行し拘禁した。わずか7日という短期間の後、3月9日、孫さんは迫害により亡くなった。

禹州市法輪功修煉者・孫冠洲さん(生前)の写真

 3月10日午後、孫さんの家族は医院へ行ったが、夏雨宵、耿松涛ら警官は互いに責任逃れをして遺体を見せようとはせず、火葬の同意書に署名をするよう強いたため、家族は法律に救助を求めた。

 弁護士に相談したところ、みなこれは迫害だと分かっていたが、誰も敢えて引き受けようとはしなかった。

 孫冠洲さんは(62歳男性)は生前、禹州市教師研修学校の中国語教授だった。小さい時から、ひどい喘息を患っていて、数十年間も治療できる医者はいなかった。また気管支炎と高血圧などの持病もあった。1998年6月に法輪功を修煉し始めすべての病気が好くなると、孫さんのことを知っていた人はみなその不思議さに驚いた。

 2008年3月3日午前9時頃、国保大隊の警官らは、コンピュータウィルスを検査するという名目で、何の手続きもなく孫さんの自宅に押し入り、有無を言わせず徹底な捜索を行なった。コンピュータ、法輪功書籍など私有物品を奪い去り、また孫さんを連行し、夜には留置場へ拘禁した。

 6日午前、孫冠洲さんは突然発病し、喘息と高血圧の症状が現れ拘禁に耐えられなくなった。その間ずっと、家族は知り合いを通じて国保大隊・耿松涛を探した。耿は2万5千元を要求してきた。家族は全額を用意することができないため、当座しのぎに5千元を渡したが、彼は金額が少ないことに不満をもち、また自分ひとりでは決められないと断った。

 3月9日夜8時過ぎ、孫さんの家族は北関医院へ行くよう電話で通知された。そこで目にしたものは氷のように冷たくなった孫さんの遺体だった。警官らは、身も世もなく悲しんでいる家族に遺体を見せないように阻止し、火葬同意書への署名を強いた。孫さんの家族は署名を拒否した。「生きて返してほしい・・・」と泣き叫び、気を失った。警官らはその状況を見るとすごすごと逃げてしまい、深夜、家族ひとりが死体安置所に残された。

 悪人リスト: 

 夏雨宵、崔旭生、耿松涛、董建斌、張建新、安恵英、劉占穏、陳玉敏、張暁華、李偉、彭俊紅、カク新年、白暁輝

 2008年3月18日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/3/16/174403.html