日本明慧
■印刷版   

山東省莱西市:法輪功修煉者・劉淑香さんが非公開で裁判された経過

(明慧日本)2007年7月17日、山東省莱西市城区月湖小学校の保健科教師で法輪功修煉者・劉淑香さんが連行された。翌日、青島第三留置所に移送され、不法拘留されている。7月19日に自宅を差し押さえられた。10月19日、莱西市検察院は劉さんを不法に起訴した。起訴状には莱西市留置所に監禁されていると嘘を書いた。11月5日、莱西市裁判所は第三留置所に赴き、非公開裁判を行い、11月7日、劉さんに4年の不法判決を言い渡した。

 判決理由は、①「劉さんが宋文哲に一冊の『九評共産党』を与えたことである。2007年7月4日、青島路派出所警官・宋文哲と曹京勇が戸籍を登録する名目で劉さんの家にきた時、1冊の『九評共産党』を宋に与えた。②劉さんを連行するとき、鞄の中に真相チラシを見つけたこと。実際、それらの理由はすべて計画されていた。家族が劉さんの釈放を求めて公安局に行ったとき、警官らは迫害計画の事実を隠すため、劉さんは駅で真相チラシを配っていることを人に通報されたといった。こういう嘘は彼らのいつものやり方である。

 2007年11月12日、劉さんは青島市中級裁判所に上告して、自分で無罪弁護をした。12月27日、青島市中級裁判所は法律の厳粛性を無視し、証拠がないまま、上訴を却下し、原判決を支持した。

 法輪功を修煉する前の劉さんは不幸の連続であった。夫は軍人から転職したが、10年前事故で亡くなった。当時、劉さんは未成年の2人の娘をかかえ、苦しい生活をしていた。夫を亡くしたことに加え生活苦が原因で多数の病気を患い、日々憂鬱だった。そのとき、法輪功と出会った。「真・善・忍」、「人が先、自分は後」という法輪大法の法理の下、こころは広く、穏やかになって、元気を取り戻し、夫を失った悲しみから立ち直り、慈悲のこころを持つようになった。教師である劉さんは子供たちを慈しみ、親たちに感動を与えた。私心がなく、誇りを持って働く姿は同僚にも感動を与えた。最近、警官らは数回騒がせたが、学校の責任者は「自分の学校の職員の事はよく知っている、あなた達は心配しなくて良い」と言っていた。

 現在、劉さんは青島第三留置所に監禁されているが、近いうちに、済南刑務所に移送される可能性もある。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年3月20日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/3/13/174238.html