日本明慧
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娘と共に精進する


 文/米国シアトル大法弟子

(明慧日本) 

 尊敬なる師父と同修の皆様、こんにちは。

 師父は「米国中部法会での説法」の中でこうおっしゃいました:「大法弟子の子供はまさに常人の子供と違います」。(翻訳者コメント:師父の言葉の原文が見つからなかったので、チェック者にお願い致します。すみません。)大法弟子の子供はみんな高い次元からこの世に来ており、我々大法弟子と深い縁を持っている、大法弟子はしっかり子供を養育するべきだと、私も分かっています。私と娘が一緒に修煉し、共に精進する体得をこの場を借りて皆様と分かち合いたいと思います。

 私の娘・宇明は今年7歳になりました。この7年来、彼女は私と一緒に法輪大法の修煉の中で成長しています。生後4日目に私と主人は彼女を連れて一緒に学法に行き、満1ヶ月になると煉功場へ連れて行きました。彼女はいつも静かで少しも泣いたりしません。生後4ヶ月、我々夫婦は彼女を連れてヨーロッパに渡り、ジュネーブで洪法をしました。生後9ヶ月の時は一緒にSOSパレードに参加しました。宇明はいつも泣かないので、みんなはこのかわいい小弟子が大好きです。

 私は少しずつ宇明に師父の説法と大法音楽を聞かせ、3歳の時から「論語」と「洪吟」を教えました。私は赤ちゃんであると同時に小さい修煉者でもある彼女に、しっかり自分に要求しないといけないことを、彼女の理解できる言葉で教えています。例えば、1粒の米は他の空間では大きな山であるため、食料品を大切にするべきこと、機嫌が悪くても善ではない目つきで人を睨んだり、または斜めの視線で人を見たり、ましてや怒ったりしないこと、自分の良いものを皆と分かち合うことなどです。

 もちろん何といってもまだ子供ですから、わがままになり、言うことを聞かないこともあります。そのような時、私は心性を守りきれず本当に怒ったこともあります。しかし、後で内に向けて探すと、自分の執着心と抱えている良くない観念が原因だと分かりました。私は自分の魔性を抑える努力をしています。自分がしっかり学法して3つの事をきちんとやらないと、子供—法輪大法小弟子の教育もよくできません。大法小弟子をよく教育することは私の修煉の一部であることを悟りました。私と宇明は毎朝起きるとまず法を学びます。一緒に「転法輪」を読み、彼女に「転法輪」の中の文字を書かせます。今では、皆と一緒に読めるようになりました。法を多く学んでいくうちに、私が言った意見や要求、また説明した法理がますます分かるようになっています。

 宇明は5歳から幼稚園に通いました。新学期が始まる前、幼児たちに長さ1メートルの硬い紙が配られ、親と一緒にこの紙で自分の髪型、顔、着ている服を再現して肖像を作るようにと言われました。私は、これは真相を伝えるよい機会だと思い、宇明と一緒にその紙で髪の毛を作り、目、鼻、口を書くと、かわいい純粋な幼児の姿が生き生きと出来上がりました。その紙人形に服を着せ、胸元に鮮やかな色で中国語と英語の「真、善、忍」を書き、手には蓮の花を掛けました。下には「法輪大法は素晴らしい」と書かれた付箋も付いています。この紙人形は幼稚園の廊下の真ん中に置かれてとても目立ち、ちょうど1年間展示されました。

 新学期が始まって1週間後、幼児たちには自己紹介ボードが配られました。ボードにはいろんな質問があり、また写真を貼るスペースもあります。「好きなものは何ですか」の質問に、私と宇明は「法輪功の修煉が好きです」と答え、「好きになった理由」には「私は法輪大法の小弟子だから」と答え、「何を感謝したいですか」の質問には、「法輪大法が宇宙の最高特性=真・善・忍を教えてくれたことに感謝します」と答えて、「最も好きな本は何ですか」には「転法輪」と「洪吟」と答えました。そして、アルバムの中から大法の各種の活動に参加した時の写真、例えば花で飾られた車に置かれた蓮の花の中で座禅を組む写真や煉功と発正念の写真などを選び出しました。ボードに両親の写真を貼ってもよいので、法輪功のパレードで彼女と父親が獅子舞をする写真と私が仙女を演じる写真を貼りました。同時に私は法輪功を紹介する資料と真相資料を幼稚園の先生に見せて真相を伝え、宇明と一緒にボードの内容をクラスの幼児たちに説明しました。

 幼稚園では週に一回、幼児たちが教壇に上がり、みんなの前で自分の心得を発表させています。私は宇明に、この時間に法輪功バッジ、蓮の花、法輪大法の情報を皆に紹介し、また「洪吟」の詩を中国語と英語で朗読することを提案しました。朗読の前、まず詩の意味を説明して、朗読が終わったら幼児たちの質問にも答えます。先生も他の生徒もこれらの詩がとても良いと言いました。また、法輪功の5つの功法を皆に紹介するようにともアドバイスしました。毎回功を紹介する前には、「法輪功は真・善・忍を修煉する良い功法です」と説明してから動作を演じます。最初の紹介の時から先生は生徒たちに一緒に動作をするように指示し、自分も行いました。生徒たちはこれらの動作が好きだと言い、先生もこの功法はいい感じでリラックスできると言いました。時に宇明はアコーデオンを弾きながら「法輪大法は素晴らしいです」の唄を歌いますが、先生と生徒たちはみんなこの歌が大好きです。

 「バレンタインデー」の前、幼児たちはカードを作って、先生とクラスの全員に一枚ずつプレゼントするように言われました。私と宇明は一緒に美しいカードを作って、全てのカードに漢字の「真・善・忍」を書いて、先生と生徒たちがこの宇宙の特性を深く心に銘じることを望みました。学校のたくさんの活動すべてに洪法ができ、今、宇明という小弟子は大法のすばらしさを学校の先生と生徒に伝えている最中です。

 宇明は今7歳になって、法輪大法の法理がますます多く分かるようになっています。私と彼女はまるで同修のように学法と修煉を競いあい、大法の中で共に精進しています。もちろん、私と宇明の間には考え方の違いもあり、知らないうちについ母の「特権」を持って彼女をコントロールしようとしたこともありましたが、後で、このような「コントロール」は子供にとってマイナスの効果を招いたことに気付きました。修煉の中で私は自分が持っている、多くのよくないものを掘り出しました。例えば、子供に話をする声が時々大きすぎること、つまり「善」が足りないのです。自分が持つ古い観念を取り除いておらず、せっかちであること、つまり「忍」が出来ていないです。

 毎日の送迎を通じて、幼稚園の先生や他の父兄ともだんだん親しくなりました。私は元々自らすすんで人に挨拶するほうではなかったのですが、洪法と衆生済度のためにも、この「受身」の良くない習慣を早く直し主動的に挨拶しないといけないことを悟りました。先生や父兄との会話を通じて、彼女たちに真相を伝え資料を渡しています。一部の法輪大法に興味を持つ先生と親に対しては長時間の交流を持ち、真相のDVDや本、雑誌、新聞、また煉功ビデオ等を渡し、大法を理解してもらおうとしています。もちろん納得できない人や疑惑を持つ人、分かったと言いながら法輪功の話題を避ける人もいます。そのような人の中には中国人が比較的多いです。

 ある日、幼稚園は「伝統文化交流会」の開催を予定していました。私はある調停責任者と、法輪功の煉功と功法、及び娯楽の演出をどのように交流会に出すかについて話をした時、彼女に、真相を伝え大法の素晴らしさを語る資料と迫害真相資料を渡しました。その中に憲法のすばらしさと、その憲法が迫害された情況がありました。話し合ううちに自然に新唐人が主催するGALAに話がおよび、GALAも伝統文化をテーマにしていることやGALAの由来と趣旨などを話しました。その後も私達は何度も交流し、彼女は法輪功の真相を了解して、私達の演出を受け入れたがりました。しかし数日後、ある中国人女性から私に1本の電話が掛かってきました。彼女も交流会の調停者の一人であり、たくさんの仕事をボランティアで引き受けています。彼女も法輪功を知っており、悪い印象は持っていないのですが、今度の交流会に私達の演出を出すことには賛成できないと言いました。私達は電話で長く話しました。最初、私は多少感情的になって、中国共産党の邪悪な手が海外まで伸び、真相が分からない多くの人と学校を害しているのに驚きました。しかし、私はすぐに、感情的になると話の効果がなくなり、かえって彼女が頑なな態度になったことに気付きました。これはまさに真相を伝える機会なので、彼女に法輪大法の真相を知ってもらうべきだと思いました。

 そこで私はすぐ彼女に謝り、彼女の立場に立って考え、そして先ほど感情が高ぶった原因を説明しました。彼女の態度はすぐにほぐされ、最後に私達は喫茶店で会う約束をしました。彼女は上海出身なので、上海出身の学習者も誘いました。私達は彼女にたくさんの資料を渡し、またパソコン上の情報を見せました。2時間あまり話した結果、彼女はたくさんの真相を知りました。しかし、他にも異議を持つ保護者のことを考えれば、どうしても今年の交流会に出すことを私が堅持するならば、彼女のプレッシャーは大きくなりボランティアを辞めざるを得ず、その結果、今年の交流会もうまくいかなくなると、彼女は言いました。彼女はとても穏やかにとても誠意をもってそう話しました。私達は彼女の反感を買ってまで自分の意見を堅持するつもりはありません。彼女は、もちろん宇明ちゃんは生徒なので、出演するのは全然問題ないと言いました。

 それから宇明は交流会に参加しました。活動が終わった後その調停者は、今回のボランティア全員に感謝するパーティーを自宅で開きました。私と宇明も招待され、しかも宇明は感謝状と賞状をもらいました。パーティーで私は皆さんに法輪大法の真相を伝えました。皆さんは中国本土で起きている事にとても驚き、真相が分かったようでした。みんな大法資料を受けとり、何人かは電話番号を残して、煉功に興味があると表しました。その調停者は私に謝りました。私は、自分もよくできていないところがあると言いました。今回、私は最善の責任を尽くしていないと感じています。今回の事を通して、何をやっても望む結果だけを達成させるのではなく、最も重要なことは、活動する中で真相を伝え衆生を済度するという役割を果たすことだと悟りました。そして中国共産党に最も深刻に害され騙されている中国人に、どれほど我々の救い済度が必要であるのかを痛感しました。

 今日、子供との付き合い、子供に法を学ぶように導くこと、真相を伝えることだけについて心得を分かち合いました。ほかのところにまだ多くの執着心、よく出来ていないことがあって、早く円満成就に向かって自身を高めなければなりません。今は人を済度する肝心な関だと師父がおっしゃっていましたので、私はスピードを上げて師父に付いていきます。

 以上、個人の体得に過ぎませんが、不適切なところがあれば、同修の指摘を待ち受けています。

 師父に感謝します。同修に感謝します。

 (2008年米国ロサンゼルス法会発言原稿)

 2008年3月21日