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法輪功修煉者・周慧敏さんが成都青羊区病院で迫害により死亡

(明慧日本) 2007年9月26日夜、四川の法輪功修煉者・周慧敏さんが成都の警察当局に強制連行され、自宅も捜索された。周さんは、洗脳クラスに送られた後、成都留置場に移送された。2008年2月1日まで不法に監禁されていた周さんは、再び警察に逮捕されたため、周さんは断食で抗議を行った。

 2008年2月5日、周さんは、成都市内の青羊区人民病院に強制的に移送された。その際、ゲートのところで周さんが「法輪大法はすばらしい!」と叫んでいるところを目撃されている。

 3月10日に周さんの友人が警察に問い合わせに行ったとき、担当者がいきなり周さんはすでに危篤状態に陥っていることを知らせた。また、省の警察は死んでも釈放しないと明言したといった。警官から「先日少しご飯を口にした」という情報も聞いた。

 結局、周さんは3月13日早朝5時半、冤罪が晴れないままこの世を去った。

 3月17日、周さんの友人は、警察、検察及び裁判所などの職員と共に周さんの葬儀を行った。

 周さんは、前後合わせて6回にわたり強制連行され、四川省楠木寺女子労働教養所に3回監禁された後、856日間の監禁中に多くの残虐な虐待を受けていた。2002年9月7日から19日にかけて周さんは、成都青羊区病院でも残虐な虐待を受けた。その期間中に毎日夜9時から朝9時まで手錠を手と足にかけ、さらにもうひとつの手錠で周さんをベッドに固定し、警官がずっと監視していた。

 成都青羊区病院は近年「610弁公室」や警察と親密な関係にあり、多くの法輪功修煉者を迫害し死亡させている。確認できた修煉者は8人もいる。いずれも断食による臓器の衰弱による死亡と警察は発表している。しかし、2007年8月、元地方企業管理局の副局長でもある法輪功修煉者・黄敏さんが迫害により死亡させられた後、口の中から黄色の薬物が溢れ出ていて、異臭を発していた。これはいったい何の薬物なのか? 薬なのかそれとも毒なのか? また、重慶の法輪功修煉者・段世キョウ(王へんに京)さんが2003年9月に迫害により死亡した時、夫は名前も知らない女性の遺体を渡されたという。段さんの遺体は未だに見つかっていないという。その無名の女性の身元も未だにわかっていないという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年3月23日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/3/21/174793.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/3/23/95623.html