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映像の大家:「動態のバックスクリーンと演技者の調和は完璧」(写真)

(明慧日本)(記者・王清漢)モノクロ映像の大家・翁庭華氏は、現在、世界華人写真協会の副会長、台湾省写真学会の名誉理事長を務めており、かつて台湾省写真学会第16期、17期の理事長も務め、職務の期間中に撮影の教育に力を尽くし、たくさんの優秀な写真家を育成した台湾の芸術写真界の泰斗だ。撮影に従事するため、翁氏は多くの地方に行ったことがあり、よく中国大陸に行っては、多くの中国の少数民族の出演を見ています。3月18日、翁氏は、台北市国際会議センターにて神韻ニューヨーク芸術団の公演を観賞した後に、記者の取材を受けた。
世界華人写真学会の副会長・翁庭華氏、李瀧美さん夫婦は神韻の公演に深く感動した


 『嫦娥、月に奔る』を観てとても感動

 翁庭華氏は、「私は大陸である少数民族の舞踊祭を見たことがあります。56の少数民族がすべて出場し、とてもすばらしかったです。しかし56という多い民族の舞踊ではありますが、今日、観賞した神韻の出演は違います。神韻は伝統と近代をアレンジしています。私は妻にも話しましたが、中国大陸の少数民族舞踊祭は向こうの伝統舞踊であり、神韻はこの演出の外、背景の作成にもとても工夫しています。『嫦娥、月に奔る』を観て私はとても感動しました。なぜかと言うと、それは動態のバックスクリーンと出演者が互いに連動して、密接に一体化していてとてもよかったです。特に最後のシーン、嫦娥が月に奔るところは、舞台上の演技者らが、スクリーンにも引き続き現れて相当綿密に繋いでいます。その悲しみ、こまやかさは心を打ち感動を引き起こしてくれました」と述べた。

 『威風戦鼓』は人心を奮い立たせる

 『 威風戦鼓』はかなり広大で、その演出は人心を奮い立たせます。それは、士気を鼓舞するものだからです。私は全体の演出をみて、2つの感動がありました。一つは柔軟的なもの、もう一つは剛な感じで、男らしい気勢です。『嫦娥、月に奔る』はしなやかで美しく、悲しみに細やかな雰囲気があり、とても良いと思います。全体的によかったです。

 『雪山の白蓮』の団体出演はすばらしい

 翁庭華氏は、「『雪山の白蓮』がとてもよかった、役者のポーズ、スタイル、また全員の出演もすばらしかったです。今日は珍しい出演を鑑賞しました。普通の公演と違って、独特なものでした」と語った。

 『善念より仏の縁を結ぶ』を観て感動の涙が出た

 夫人の李瀧美さんは「私は『善念より仏の縁を結ぶ』が好きで、とても感動し涙があふれ出ました。はっきり言えませんが、私の心に感動が湧いてくるのです。本当に心を打たれました。また『箸の踊り』もその背景は大きい草原です。私達は内モンゴルに行ったことがありますので、その中に身をおいている気分でした。また『満族の踊り』は、服装が明るくてよい感じを受けました。歩く時の優雅さは、本当に感動させられました」と語った。

 バックスクリーンと演技者の調和はとても自然で完璧

 翁庭華氏は、「全てすばらしいです。撮影の方から言えばスクリーンの設計、衣装などはとてもすばらしいです。私は撮影の仕事にも従事するため、照明と背景の効果を重んじていますので、これは本当によい勉強になりました。特に背景の動態、動感と演技者の連動が自然で完璧でした。本当にすばらしいです」と述べた。

 今日『神韻』の公演を見て、本当に感動しました。普通とは違って、全体的に言えば多次元化していて、その上伝統と現代のアレンジもすべて完璧でした。

 「私に来年また観に来るのかどうかを聞いているのですか? もちろん来ますよ、来年も絶対観にきます」。

 2008年3月23日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/3/19/174692.html