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大慶市サルト区の警察や検察、裁判所が李卉さんに不法裁判を行う

(明慧日本)

 黒龍江省大慶市流通会社の法輪功修煉者・李卉さんは半年間も不法に監禁され、さらに不法裁判にかけられそうだ。

 李卉(女性、39歳)さんは、2007年4月25日、法輪功に対する集中捜査で警察に強制連行され、翌日早朝に逃走できたものの、9月12日に再度連行、警察官鐘玉珍らに殴打され怪我を負った。

 政治資金を集める目的と李さんの逃走に対する復讐のため、警察側は強行に不法裁判を進めた。その目的を達成させるために、躊躇なく連日李さんを虐待した。たとえば、椅子に縛り付けて連日眠らせないなどの虐待が実際に行われていた。

 李さんは虐待を受けながらも無実を訴えたため、証拠不十分で検察は三度も訴訟書類を返した。しかし、それでも警察当局は諦めず、現地副署長の李安波をはじめとする数人は虐待をさらにエスカレートさせ、資料をかき集めて書類まで偽造したのだ。

 情報によると、サルト区の起訴書類に書かれた主な理由は

 1.李さんが指名手配中の容疑者であること

 2.李さんが2台のCD-Rを購入し、常に真相資料を携帯していること

 などである。しかし、これでも裁判にかける規定を満たすことはできず、また書類は検察に戻された。そこで、でたらめをでっち上げ書類を偽造したのだ。たとえば、2台のCD-Rを5台に変えたりしたことなどだ。

 李さんは2000年、ほかの法輪功修煉者の自宅へ行ったことを理由に、妊娠中であったにもかかわらず不法に15日間拘留され、またその圧力で会社からもリストラされ、さらに5000元の罰金と10000元の保証金を支払わされた。

 しかし、このようなでたらめだらけの書類が、なんと検察に受理され裁判にかけられようとしている。

 2008年3月26日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/3/23/174951.html