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河南省:許昌労働教養所、その犯行を暴く


 文/河南省法輪功修煉者

(明慧日本)私は法輪功を堅く信じ修煉し続けているが、中国共産党によって強制連行され、許昌労働教養所(即ち河南省第三労働教養所)で2年間監禁され様々な虐待を受けた。ここで私が見た迫害状況を暴きます。

 残虐な洗脳の迫害

 許昌労働教養所第三大隊は労働教養所の中でも法輪功の迫害を主にしている特別部門である。中に2つの支部(中隊)がある。ここの警察は新たに入ってきた修煉者に対して、まず強制的に「五書」というものを書かせる。書かないと紐で縛って持ち上げ、スタンガンで残虐に攻撃する。法輪功修煉者である肖振同さんはこうして十数回も持ち上げられ攻撃された。

 ここの環境が如何に邪悪と恐怖で充満していても、私は多くの修煉者と同様に法輪功を堅く信じておりその意志は動揺するはずもない。多くの修煉者は法を信じ師父を信じている。どんなときも曲げることはない。そのため、邪悪に妥協しなかったということで不法な監禁時間をさらに延期され、もっと重い虐待を受けた修煉者には、侯輝さん、宣鋳安さん、武忠明さん、趙建全さん、彭義国さんらがいる。(他にも大勢いましたが、名前を忘れてしまいました)彼らは酷い暴行を受けて、胸に水が溜まり(積水)、肺結核になってしまった。

 受刑者を強制し、修煉者に暴行させる

 ここの労働教養所では法輪功修煉者同士で話をしてはいけない。警官はここで監禁されている受刑者に命令し、法輪功の修煉者にいわゆる「囲み攻撃」(数人で一人を囲んで暴行を加える迫害)、「三同」(受刑者と共に寝かせ、共に食事を取らせ、共に働かせること)を強要する。常に受刑者に修煉者に対して罵り暴行するよう誘導する。

 さらに警官はいわゆる受刑者の仕掛けた「転向」(法輪功の信奉を放棄させること)に応じなかった修煉者を寝かせない、座らせない、休ませないまま長時間立った姿勢をとらせ、刑罰する。さらに受刑者の癖を悪用して、修煉者を攻撃するように脅迫する。打つ、罵る、トイレの中で長時間立たせる、残虐な拷問を強要するなど様々な迫害を実行するのだ。

 悪質な警官は自分の行為が暴露することを極度に恐れている

 警官は、法輪功修煉者が非人道的な行為を世の中に暴くことを極度に怖がっている。例えば、すべてのペンや鉛筆などの文具を没収し、文具を隠すことを非常に恐れている。常に警告を出して、誰かが文具を隠したら「罪」を重くすると脅かしている。

 武忠明さんは残虐な拷問を受けて、足の指が全部腐り感染が広がってしまうので、仕方なく足指を一本、一本、鋸で切り落とした。両足は立つこともできず、歩行が困難となった。こうして体が不自由になったにもかかわらず、警官らは武忠明さんを毎日過酷な労働をさせるため現場に運んでは働かせ、食事のときは食堂まで運んで食べさせる。一日中武忠明さんをあちこち運ぶのである。外部からの検査が入ったとき、警官は犯行を隠すため、武忠明さんに杖を作った。武忠明さんは検査員に真相を訴え、自分が受けた迫害を暴露した。検査団が帰った後、恥を感じたのか、警官は武忠明さんの杖を奪って壊した。それ以降、武忠明さんは人の助けがなければ完全に動けない状態になってしまった。

 過酷な労働と奴隷扱い

 労働教養所は広い小麦畑を持っている。話によると毎年小麦の種としてここで生産した小麦は高い値段で取引されているそうである。こんなに広い土地で生産される小麦栽培にも機械を使わず、全部人力によって行なわれている。ここで過酷な労働に強制された法輪功修煉者の中には60歳を超えた老人も大勢いる。迫害を受け身体の調子が悪くなっても、同じ様に過酷な労働を命じる。動きが少し遅くなったり、鈍くなったりすると怒られ虐めの対象になるのだ。朝から晩までずっと休むことなく働かせ、話すことも許さない、天気がよく暑いときでも水を飲ませない、毎日脱水者が多く出る。警官らは涼しいところで椅子に座って人の苦しみを楽しんでいるのだ。トイレに行くときも集団で行かなければならない、それでも時間は限られている。ある受刑者はトイレを争って簡易型トイレの穴に落ちてしまい、頭が血だらけになって、身体中に大便が付いてしまった。他の人が診療所に連れて行こうとしたが、彼は血が流れているにもかかわらず排便に懸命だった。このことでも彼は長時間トイレに行けなくて苦しんでいたことが分かるだろう。

 偽造

 ここの労働教養所は暴行を加えるだけではなく、他にも様々な詐欺や偽造をおこなう。受刑者がもらえるはずの労働教養手当てを額面通りに支給せず、受刑者に命令して存在しない人の名前を書かせ、国からの労働教養手当てを騙し取っている。また、いわゆる教育、授業をしているふりをするために黒板に前もって書かれた文字を強制的に書かせ、教室に花束やいろいろなものを飾り、まるでここは非常に教育が充実している場所のように見せかけ、毎日起きている残虐な迫害と過酷な労働を隠し、世の中の非難から逃れようとしている。

 実際に、本当の姿はここの労働教養所は生き地獄であり、悪辣な中国共産党の残虐な暴行を実行している特別な場所なのだ。特に善良な法輪功修煉者を奴隷のように扱い、数々の冤罪を造っている場所なのである。

 河南省許昌労働教養所(即ち河南省第三労働教養所)はずっと江沢民の邪悪な政治集団に忠誠を示しているところであり、特に第三大隊は地獄であり数々の数え切れないほどの冤罪を造った。大隊長・師宝龍、第一中隊長・除水旺(ほかの悪質な警察の名前はわからない)はいまだに毎日暴行や虐待を続けている。法輪功修煉者を「転向」させるために様々な手口で迫害を続けている。そのような彼らの将来は非常に危険であることに間違いはない。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年3月27日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/3/26/175199.html