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神韻チケット販売の感想

(明慧日本)最近私は妻と一緒に商店街を回り、神韻芸術団の公演案内とチケット販売を行いましたが、妻が説明した時のほうが私が説明するよりずいぶん効果がよいことに気付きました。私が注意深く見たところ、最大の違いは、妻のほうが比較的人心が少ないということでした。

 私の人心はどこに表れるかと言えば、私は、あまりにも相手の反応、あるいは相手の機嫌が気になり、相手がいいかげんに応対するのを感じたら、早くもその場で「どうもありがとうございました」と言って帰ってしまうのです。妻は違って、ずっと親切に相手に紹介し、根気良くホリディーワンダー(Holiday Wonder)の写真集を見せるのです。

 修煉前の私はかつて、自分は機嫌をみることがうまいと自慢していました。実はそれはすべて後天で身につけたよくない観念であり、自分はまたそれを宝と思っていました。機嫌をみることは人を害することではないのですが、そもそも自己保身の心であり、言われたくない及び気まずくなりたくないという、つまり利己的な心です。

 私達のする事は、表面上では、神韻芸術祭を宣伝し店にポスターを貼ってもらい、チケットを買って貰うことを望んでいます。しかし実際は、私達は人を救っているのです。もし私達があまりに相手の反応を重視しすぎると、旧勢力が少し邪魔し、すぐ相手を放棄することになります。世の中の人はすべて大法のために来ており大法に救われることを待っています。現実の中で、彼らはどれだけの機会で大法弟子と接することができるのでしょうか? 中には、恐らく一生の中のその一回だけのチャンスで神韻祝賀祭を薦めるときの私達と出会っているかもしれません。この唯一のチャンスを、自分の人心と自分の面子を考慮するために簡単に逃したら、将来私達はどれほど後悔するでしょうか? 彼のためにひどく自分を咎めることでしょう。

 人心をなくして説明する、あるいは人心を少なくしたら、相手に情熱を感じさせ、あなたの描写した神韻芸術祭のすばらしさを伝えることができます。妻が紹介する時、相手は聞きながらうなずいて笑います。私の場合は、「礼儀」正しくほほえむと、相手も「礼儀」で私と同様にほほえむだけです。神韻を紹介する時は、人心を少なく、あるいは人心をなくして、すべてが相手のため、相手が救われるように期待して初めてこのような慈悲が人の心を打つのだと思います。常人社会の「礼儀」は全くこころを打たず、相手にもただ普通のセールスマンとしか思われません。

 神韻芸術祭を宣伝する時、一対一で人に「説明」することがとても大事だと感じました。もし条件が許せば、私達は絶対人に直接説明するべきです。つまり、相手が急いでない或いは急用ができたりしない場合は、ただチラシを配るだけでは効果はあまりよくありません。なぜならば、私達が慈悲をもって「説明」する時に、「口中の利剣齊(ひと)しく放つ」なので、相手の他の次元にあるよくない物質を一掃することができるからです。あなたの説明で相手が悟ったら、すぐに矢も盾もたまらずチケットを購入するのです。言葉を替えると、この人は救われるのです。

 もちろん私達も極端にする必要はなく、相手に対してせっかちな事があり、あるいは客がいっぱいでとても忙しい時には、強引にしないようにしましょう。私達は礼儀を重視すべきであり、同時に知恵を出して真相を説明することが大事です。

 真相の「説明」に言及し、私はもう一つの体験を話したいと思います。ある同修は、私が生まれつき内向的な性格で人と話すのが好きでなく、特に公衆の前では口を開かないと言っています。私の理解では、千年万年の輪廻、生まれ変わりの中で私達は、おそらく様々な原因でいろいろな性格が身についてしまったのですが、しかしこれらはすべて後天に成り立ったものであり、生まれつきではないのです。今日、正法の時期に中国共産党は大法を迫害しており、真相をはっきりと説明することは私達の責任であり、同時にまた大法を高揚させなければなりません。もし自分の性格のせいでしたくなければ、この性格も私達が突破すべき難関です。性格の形成も旧勢力が昔から按排したものかもしれず、ただ私たち自身は知らないだけです。

 どのように対処すればいいのでしょうか? 大法が私達の何かを必要としており、もし私達の性格がその必要性に障害となることに気づいたなら、私達は直ちに正さなければなりません。「山河は変えられ、人の本性は改めがたく」は、普通の常人を指しています。大法はできないものはありません。中国大陸へ電話を掛け真相を説明している多くの台湾の同修は、最初はとても内向的で言葉の少ないタイプだったのです。彼らは「人を救う」ことだけを考え数年間根気よく電話をかけつづけ、真相説明をすればするほどよくなり、とてもすばらしいです。

 個人的な感想であり、妥当ではないところのご叱正をお待ちしております。

 2008年3月27日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/3/20/174723.html