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吉林市:中国共産党の警察・検察・裁判所は10人の大法修煉者に対して不法に刑罰を下そうとしている

(明慧日本)2007年6月と7月、吉林省吉林市の警官は前後して劉成達さん、鄭鳳祥さん、李海竜さん、王英さん、馮桂栄さん、黄光郁さん、韓玉香さん、呉暁紅さん、侯春香さんを含む10人の大法修煉者を不法に吉林市留置場へ連行した。その中の一部の大法修煉者は、吉林市公安局の越山路の警察犬基地まで連行され、西洋ワサビを飲まされるなど残虐な迫害を受けた。特に、馮桂栄さんはひどく残虐な迫害を受け、車椅子を使う状態になっている。 

 船営区公安支局は、何度も訴訟資料を船営検察院に渡したが、証拠不足で却下された。「表面は優しいが、心は陰険」と言われる船営支局探偵審査課・王守義は、規定に基づかず、絶えず犯罪の証拠を捏造した。船営検察院は、すでに訴訟資料を船営裁判所に送り、無実の大法修煉者10人の裁判を開こうとしている。

 連行された女性修煉者・侯春香さんは、中国共産党に迫害され、死亡した大法修煉者・侯明凱さんの姉である。70歳を過ぎた2人の母親は、息子が迫害されて死亡したことをまだを知らない。現在、侯春香さんは悪人の迫害に遭い、年老いた母がどのように悲惨な境遇に直面するか分からない。

 同時に連行された大法修煉者・黄光郁さんには、70歳を過ぎた父親と、13歳くらいの娘がいる。黄さんは、病気で亡くなった兄の葬儀を終えた時に連行された。年老いた父親と子供が、一体どのような生活をしていけばいいのだろうか。

 李海竜さんが連行された後、70歳を過ぎた李さんの両親は生活の大黒柱をなくし、困難な生活を強いられている。新年の間も、年老いた両親は涙で顔を洗いつつ息子の身の上を案じている。

 情報筋によると、連行された大法修煉者・韓玉香さんが不法に逮捕されたのは、新唐人テレビ局の受信機を取り付け、人々を集めて韓さんの家で見ていたからだという。

 大法修煉者・鄭鳳祥さんは99年から何度も迫害されたことがある。今回は、長春黒嘴子労働教養所に拘禁されている妻の李文華さんを見舞いに行った際、不法に連行された。その後、警官から残虐な拷問を受け、生命が危篤になった後、帰された。数日後、鄭鳳祥さんは警官から不法に取り押さえられた5千数元の現金を請求するため、長江路派出所まで行った際、警官に連行された。

 大法修煉者・劉成達さんが連行された時、母親の張俊英さんは、不法に黒嘴子労働教養所に拘禁されていた。満期になったら息子たちと生活していこうと思っていたが、息子がまた連行されたのを知り、張俊英さんは心を痛めている。河南街派出所に行き、息子を釈放するよう求めたが、警官から脅され、恐喝された。何度も船営支局、検察院に赴いたが、結果は同じだった。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年3月27日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/3/23/174958.html