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大法弟子はこの迫害を受忍すべきではない


 文/山東徳州大法弟子

(明慧日本)1999年7月20日から始まった迫害がもはや8年経つ中で、一部の地区ではいまだに大法弟子への迫害が行なわれています。師父の弟子として、これまでに受けていた迫害および現に受けている迫害を省みれば、いずれも恥辱であり、ひいては大法への冒涜といえます。大法弟子が受けている迫害は無実であり、さらにいえば、旧勢力が大法弟子に修煉の環境を作ることを口実に、衆生を滅ぼすためであると言えます。

 師父は法を伝えはじめた当初、すでに私たちにすべての法を教えてくださいました。大法弟子は誰にも動じられることはなく、誰かが大法弟子を迫害しようとすれば自滅を求めることになります。しかし私たちの悟性が向上せず、師父が大学レベルのものを教えておられるのに、私たちはいつも小学生程度のレベルにとどまっています。迫害が始まってから、師父は何度も大法弟子には自己防御の力があり、いかに神通力を発揮するのかも説かれました。すかし、私たちはこの神通力と言う法器を持ちながら迫害を受けている現状です。

 師父と私たちの関係および大法弟子同士の関係、そしてこの下界に下った目的など、いずれも私たちにとって非常に明確になっています。法の視点から見れば、この旧勢力の出現自体が認められないものですが、私たちが黙認しているため迫害が続き、旧勢力に妨害されているのです。実際、旧勢力の存在と迫害を認めているのは、私たち修煉者です。師父はすでに説法の中で、常人社会の環境は、修煉者の心によってもたらされたものだとおっしゃいました。邪悪による残酷な迫害の中で、私たちは世人の大法への誤解を解き、邪悪の衆生への毒害を取り除いて衆生を救うことで、邪悪と協調することで滅される運命から救い出すのですが、この過程で旧勢力による妨害の要素があれば、直ちにそれらを取り除くべきです。私たちは慈悲を欠いているのではなく、大法の修煉の原則は、決していかなる衆生をも救われることを妨害する要素の存在を認めないからです。

 師父は法を伝える当初から私たちに神通加持法を教えられました。しかし8年の間、私たちは煉功してもそれを用いず、いつも人間の方法で迫害に抵抗し、神通を放棄し続けてきました。師父が私たちにいかに神通力を使うのかを直接教えられたにもかかわらず、私たちはそれでも神通を用いようとせず、そのため今の修煉の環境を正すことがいまだに非常に難しいのです。正々堂々とした修煉者が取るに足りない迫害者に翻弄され、迫害されています。これでは間接的に邪悪が衆生を滅ぼすのを手助けしているのではありませんか? 師父はずっと前から私たちに神のように強くなるようにとおっしゃっていましたが、私たちはえてして師父の教えに従って神の輝きを体現できず、師父は私たちを邪悪を軽々と見下すことのできる高所まで高めてくださったのに、私たちはえてして邪悪を非常に大きく巨大な存在だと勘違いしがちです。これでは師父の説法に背いているのではありませんか?

 今、旧勢力はほぼ完全に消滅し、残されているものはほとんどなく、一人の修煉者が手を振れば、それらをすべて消し尽くせるほどになっています。それでも法が人間界をまだ正さないのは、私たちが各自の誓約をまっとうするのを待っているのではありませんか?

 法を正す勢いは非常に早く、世人を救う時間はますます少ないのです。私たちは師父の説法と同じレベルの高さまで向上し、ともに進むべきです。一切の執着を放下し、大法を修めることで生じた神通ですべての妨害を取り除き、衆生を救い、「法を正す時期の大法弟子」という宇宙の中でもっとも偉大な称号にふさわしい修煉者になりましょう。

 2008年3月28日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/2/14/172348.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/2/28/94868.html