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河北省石家庄市:裁判所は法執行機関なのに自ら法律違反を犯している

(明慧日本)2007年6月22日の昼、石家庄市公安局、橋西公安支局、科苑出張所は結託して石家庄市十三研究所のシニア・エンジニアである法輪功修煉者・宋愛昌さん(48歳男性)を科苑出張所まで強制連行し拷問をした後、自宅に侵入して不法に家宅捜索を行った。そして、7月24日、不法に再逮捕した。8月25日、いわゆる起訴書類を石家庄市橋西区検察院に送った。それを受け、10月26日、橋西裁判所は審議を行ったが、代理人の弁護士が完璧の無罪弁護をしたにもかかわらず、裁判長は無罪釈放を下さなかった。真実の前で、仕方なく有罪判決ができず、資料を再審議するという名目で審議を次回に持ち込んだ。

 2008年1月18日、再審議する書類を再び橋西裁判所に送っていた。2月27日時点で審議有効期間が6日間も過ぎたにもかかわらず、法を執行している裁判所が自ら法律違反をして、再審議の裁判を強制的に執行した。家族は釈放を求めたが拒否された。

 再審議の法廷でも、代理人の弁護士は完璧な無罪弁護と裁判所が法律違反をしていることを指摘した。それに対して、裁判長は何の回答もできなかった。裁判官として検察官として、実は彼らの心の中でも分かっているはずである。法輪功修煉者の真相説明や迫害の暴露は、中国国家の法律で国民に対して許される範囲内のもっとも基本的な権利であり、法律では信仰の自由も守られている。こうした法律に違反しているのは中国共産党とその関連機関だけである。しかし、とても残念なことに、宋さんのこうした事実関係と法律の許す範囲内の行為に対して、裁判長は中共の圧力に負けてしまい、宋さんに罪を被せることができなくても釈放はしない。裁判長は自分の良心を曲げ、自ら国家の法律を無視して、長期にわたり、宋さんを石家庄市第二留置場に監禁している。冤罪を被せることができず、9カ月間も不法に監禁したままであり、弁護士と家族の釈放の要求を無視し続けている。

 宋愛昌さんは大学卒業後、中国電子科学技術グループ第十三研究所のシニア・エンジニアとなり、かつて設備所所長、物資所所長などを就任した経験者である。宋さんは幼い時から身体がとても弱く、肺結核、慢性胃病、神経衰弱などの様々な病気にかかっていた。体が弱くて、液化ガスボンベからの吸入がなければ階段が上がれないほどだったが、法輪功を修煉し始めてから一変して強い身体となって健康になり、心身共に元気になった。宋さんを知る人ならこの事実を誰もが知っている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年3月29日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/3/28/175319.html