■日本明慧 http://jp.minghui.org/2008/03/30/mh314858.html 



香港の法輪功修煉者・陳進樹さんはシンセン法院に6年の刑を言い渡された

(明慧日本)大紀元の報道によると、シンセン市宝安区法院は1月29日に秘密裁判を行い、『九評共産党』および法輪功書籍を運んだ罪で香港の法輪功修煉者・陳進樹さんに6年の刑を言い渡した。陳さんの家族は消息を聞いて悲しみ、判決に不服を示し、上訴する意向である。

 陳さんのシンセン在住の姉が大紀元時報の取材に応じ、弟の無実を語った。法院は偽の証拠で弟を陥れたといい、冤罪のため外部からの注目を呼びかけた。

 陳さんの家族は弁護士を雇い陳さんのために無罪弁護を行い、陳さんも自分が無罪だと主張したが、内外の圧力で、法院は2回延期し、さらに家族の傍聴を拒否した。1月29日、法院は家族が知らないうちに判決を下した。

 法院は証拠がないのに、無理やり罪を着せた

 検察院が陳さんを起訴した証拠は、ある李成という名の香港人が香港利宝会社の名義で、運送会社を経由して、プラスチック膜の商品名で、2000冊以上の『九評共産党』と100冊以上の法輪功書籍をシンセンに運んだといい、検察院は李成というのは陳進樹さんだと指摘した。話によると、検察院は4人の証人を呼び、、全部李成さんが連絡した運輸会社の職員だという、しかし4人は李成さんと会ったことがなく、電話のみで李成さんが陳進樹さんだといった。陳さんの弁護士は直接の証拠がないため、陳さんの無罪弁護を行った。

 陳さんの姉がさらに中共が重く見ている案件はすでに2005年に終了しており、送付者と受け取る人もすでに監禁されていて、これはあきらかにおかしいことで、これらが弟に判決する証拠になるのはあまり滑稽で、「中国大陸の法院はまったく法律を無視していて、この案件は血と涙に満ちた歴史で、私たちの家族にとって壊滅的な迫害だ」と彼女は怒った。

 マスコミが緘口し、訴えようとしても訴える道がない

 彼女はさらに、中共が陳さんを逮捕したとき、その目的は香港の法輪功に打撃を与えることだという。公安局が法院に提出した資料で、共産党脱退デモ行進など陳さんが香港で法輪功活動に参加した詳細が記載されており、「私の弟が香港法輪功のデモに参加し、中国共産党脱退デモに参加したから、弟をつかまえようとした、だからだれかが罪を弟にかぶせた」という。

 「弟は香港市民で、法輪功修煉は無罪であり、デモも香港人の自由で、弟は彼らに陥れられた。一国両制度はどこにある? 彼らはまったく法律無視で人権を侵害している」と怒った。

 陳さんの80才の父は息子への判決を聞いて怒り、食事もできなくなり、健康状況が心配である。陳さんの姉も弟が逮捕されてから痩せた。彼女によると、弟を救援するため、何回も検察院、法院、公安局に手紙を出したが、しかしまったく返事がないという。彼らはさらに「南都市報」など大陸マスコミに連絡したが、しかし法輪功にかかわるとマスコミは恐れて報道できないそうだ。

 中共は『九評共産党』と共産党脱退を恐れている

 ずっと陳さんの案件をフォローしている「全世界の迫害されている法輪功修煉者救援委員会」香港支部の陳瑞津さんは、中国国家安全局は2003年から陳さんの活動を監視したという。彼らは絶えずに陳さんの家族に、陳さんが絶えず法輪功活動に参加しているから絶対法輪功の幹部だと推測したという。

 いま3人の香港修煉者と1人の修煉者の家族が逮捕されており、陳さん以外、もう1人・林麗霞さんが1月8日にシンセン法院に3年の判決をうけた。国家安全局は大陸に入る香港の法輪功修煉者を見つけ次第逮捕すると揚言した、陳瑞津さんは彼らがそうした根本的な原因は『九評共産党』と共産党脱退を恐れているからだと指摘している。彼女は香港の各階層に香港人が大陸における人権に関心をもつように呼びかけた。

 今年49歳の陳進樹さんは去年4月16日お父さんが帰省するためシンセンに入り、ホテルでお父さんとお茶を飲むとき、数人の公安に連行され、その後、公安は陳さんのお父さんの家と工場を捜査した。17日、シンセン市公安局宝安支局は陳さんが法輪功をやっている理由で、陳さんの家族に刑事拘留証を渡した。去年7月25日と11月25日、シンセン市宝安区法院が2回秘密開廷を行い、家族の傍聴を拒否した。

 2008年3月30日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/2/15/172503.html

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