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吉林省:長春の法輪功修煉者・金成全さん、流浪中に死亡

(明慧日本)2007年5月9日、悪辣な警官らは長春市二道亜泰花園団地内で、交流会を開いた法輪功修煉者数人を連行し、その後長春市公安局は「610弁公室」などと結託してブラックリストをもとに法輪功修煉者を連行した。迫害を避けて、2007年5月22日に長春市二道区の法輪功修煉者の金成全さん、李晶さんの家族は余儀なく流浪生活を始めた。2008年1月14日、金成全さんは心筋梗塞に罹り、56歳で亡くなった。

 2007年5月22日朝、金家の隣(同じ入り口の住宅ではない)の法輪功修煉者の夏宝華さんは、長春市二道区栄光路派出所の警察官・張金来らに待ち伏せされ、夏宝華さんの妻がドアを開け朝食を買いに行くタイミングを衝かれ、突入された上連行された。

 その後、悪人らはまた同様の手段で金成全さん家の入り口で待ち伏せた。朝8時過ぎに、一家3人が外出しようとした際、金成全さんの妻の李晶さんがドアを開けた途端、悪辣な警官らは外から、一瞬のうちにドアを開け、そして寄りかかってドアを開けたままにし、同時に上からも下からも3、4人の悪人が殺到して、奥まで突入しようとした。李晶さんは自宅の4階のベランダに跳び上がって、窓を開けて外に向けて大きい声で「人を連行するよ! 警察が連行しにきたよ!」と叫んだところ、悪人らは彼女の挙動に脅され凍りついた。

 李晶さんは堂々と悪人らに警告した。「私達一家は法輪大法を修煉し、『真・善・忍』に従っていい人になる、これにどんな過ちがあるの? 8年も過ぎたのに、あなた達は私の家族に一日の安寧も与えてくれなかった。今日あなた達が更に無遠慮に家に入り込むなら、私はここから跳び降りるよ。隣近所の人はすべて外で見ているので、もし私が死んだらきっとあなた達に迫害されて、強制的に飛び降りさせられたことは証言され,あなた達の責任になるよ!」。その1人の悪人は直ちに、「俺は入らない」と言った。この隙に乗じて金成全さんと息子さんは玄関のドアを閉めた。李晶さんはベランダの上で続けてやじ馬に真相を説明し、人だかり増えると更に人々の関心が集まり、野次馬はどんどん多くなった。悪人らは団地の責任者にやじ馬を散らすように命令する一方、李晶さんにベランダから下りて、口を閉じるように勧めた。ある警官は李晶さんに、「僕は二道区公安支局の局長×××だ、早く下りなさい、逮捕しないよ、僕は保証する」(これはすべて嘘である。今だに、彼らはまた金を使って失業者を雇い、腕章を付けさせて、李晶さんの家の近くでぶらぶらさせている。家にだれかが帰ってきているかどうかを監視するつもりなのである)と言った。

 今度の事件を企画した長春市公安局の悪辣な警官らは、事件が拡大して、後始末が難しくなりそうなことを見て、昼11時過ぎに数人の私服を残して自分らは撤退した。

 金成全さん一家は当日晩から脱出して、それから家族3人が流浪生活をし始めた。

 金成全さんの家族は1997年5月より大法修煉を始め、家を学法の場所として提供した。修煉する前に、金正全さんはかつて脳血栓をわずらったが、煉功してから病状が消えて、体が健康になった。1999年7月から、江沢民の政治グループが法輪功を迫害し始めて、金さんの家は無数の法輪功修煉者の家庭と同様に、毎日ろくなことがなく、家族団欒の日は殆どなくなった。

 1999年9月に、金さん夫婦はともに連行され、長春市八里ポ留置所に拘禁され、その後、集団断食で迫害に抗議したことにより釈放された。同年の10月に妻の李晶さんは断食を扇動した罪で、長春市鉄北留置場まで連行され拘禁された。2000年2月、夫婦2人と他数人の修煉者が家の傍で煉功した際、長春市二道区栄光路派出所の警察に連行、拘禁された。その後、妻の李晶さんは不法に1年間労働教養処分を科された。2001年1月、栄光路派出所の悪人の張亜才は、金成全さんに派出所まで身分証を取りに来るよう騙して、派出所から興隆山洗脳班に連行した。

 2004年4月、妻の李晶さんはある資料所に行ったところ、待ち伏せた悪辣な警官に連行され、市の公安局一課で迫害され、腕を打たれて負傷し、その後不法に労働教養2年間を科された。これだけでは終わらず、悪人らはいつもかき乱しに来て、ブレーカーを落としたり、待ち伏せしたりして家のドアを開かせ、さらに家宅捜査した。家庭の通常生活はろくにできず、息子が仕事を探すことも、悪人らは阻止した。

 特に2007年5月により流浪生活してから、金さん一家は通常な生活ができず、毎日恐怖の中で過ごしている。金成全さんは2007年11月に持病が再び起きて、半身不随になり、その後ある程度回復したが、不幸なことに、2008年1月14日に心筋梗塞で突然なくなった、享年56歳。

 2008年4月22日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/4/22/176978.html