日本明慧
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「私」は無くさなけばならず


 文/大陸弟子

(明慧日本)「私」よりたくさんの執着心が派生することは有り勝ちで、普段は「私」が各種の表面の執着に覆い隠されている。例えば、ふだん誰と付き合い、誰と接したくないのか;自分の立場から、誰それの話は言うべきではないと決めつける;誰かが私の事を邪魔し、不満が生じる;外で大法の事をすると家庭の雰囲気が白けることが気になる;知人に見られたり、迫害されるのを恐れ、やるべき事を後回しする;たとえ正法活動を行うにしても、自分の重要な常人事情を優先させ、その上また1人の相棒を連れていたほうが心強いと思う;真相資料を配布する時、先ず誰か見てはいないかと思い、人を救うこころではない;真相説明の対象はほとんど老人あるいは女性で、これで安全だと思う;時には頭の中は自分がどのように言えばいいのかばかりを考え、相手の受け入れる可能性を無視し、結局3退をする人は少なかった。

 時には「私」が深く隠れている。恐怖心を無くそうと焦り大法を猛勉強したが、潜在意識の中で自分が迫害されないよう、損をしないように求めている;表面では人を救う事をしているが、腹の中では自分が取り残されたくない、あるいはこうすれば自分が安心する;たくさんの涙は自分のために流し、淘汰される衆生のためではない,力を尽くし救っていることではないので、たくさんの人を救うチャンスを逃した。

 「私」から派生した安逸心は修煉に精進できない障害です。現れる形は、眠気、食いしん坊、怠惰、のんびり、優柔不断、物事に対して無神経、人との接触はすくない、等々で人為的に人を救う機会を減らした。時にはすぐにも出て行こうとするとき、突然思い出して:やはりよく法を勉強するのがよい、学法でたくさんの執着心を覆い隠してしまった、本当に複雑な思い、本当に取り除かなければいけない!

 また、顕示心も「私」から生じていることに気づいた。顕示心はやはり自分自身に執着するものだ。私は幼い頃からきれい好きで几帳面なタイプで、いつも人に褒められる,だからずっと今(36歳)でも自分のスタイルがよい、センスがあると思い込んでおり、はっきり言うと自分のスタイルを誇示していることだ。今、これはとてもよくない心だと分かった時点で半分は消してある。この顕示心理より後天の観念を分析した:自分の身なりが一番ふさわしいのだ。

 すべてのよくない心は「私」と関係がある。今日ここまで書いたこれこそを徹底的になくしたい、このすべての執着心の根源を無くしたいのです(個人の悟り)。

 早く精進しましょう、同修たち!正法はいよいよ終わりになり、執着心を放下し自我を放下して、始めて円満成就し、師について返本帰真することができる。

 浅い悟りに対して、同修のご叱正を待ちしております。

 2008年4月23日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/4/17/176609.html