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建築界の大家:神韻は時代の趨勢となっている(写真)

(明慧日本) 建築、教育、マスコミ、博物館、芸術、宗教界にわたる建築の大家であるハンバオ-デ氏は、2008年3月15日午後、家族と共に台北での神韻ニューヨーク芸術団の初公演を鑑賞した。
ハンバオ-デ氏と妻


 神韻の美しさはリズム、動きと創作にあり

 ハンバオ-デ氏は今回で神韻の鑑賞が2回目となる。美しさというものは外観から言うのはもちろんとても重要だが、神韻の場合はそうでもない。何故かというと、あの美しさは、舞踊のリズムと動作が精錬されており、そして舞踊役者の肢体表現にあるからだと述べている。

 ハンバオ-デ氏、「演目の全体がすべてよかったです。しかし、ただ一つの純粋な芸術性のある演目であるに留まらず、普遍的で大衆的な演目で皆に分かりやすく、普遍性と大衆化が最初から考えられたため、ある一定の美しさで人々を魅了しています」。

 ハンバオ-デ氏自身にも芸術性に富む建築作品が多数ある。神韻の舞台背景に用いるバックスクリーンについて、「バックスクリーンによる表現がそもそも創作であると言えます。後の背景が動くことにより、演目の物語、内容がうまく背景と連携し、これは非常に創意性に富み、魅力的です。これで、大衆化と普遍性をよく引き出して物語の面白さが加わりました。そのうえ、観客の物語への理解も深まるでしょう」と同氏は話した。

 一種の趨勢になる

 神韻では司会者二人が一問一答で演目を紹介している。これに比べて一般の舞踊などではこのような紹介方法を用いず、普通はいずれもいくらかの空白時間を設け、みんなに自由に想像させるだけで、一般的に抽象的なものになってしまって分かりにくいとハンバオ-デ氏は述べた。次いで、「しかし、神韻は観客に内容をよく理解させました。短い時間でも内容の意味をはっきりと伝えていました。これは一種の趨勢になると思います。このような方法を社会の人々がすべて受け入れてほしいと望んでいます。興味を起こし、気に入り、勉強になれば」と語った。

 最後、ハンバオ-デ氏一家が会場から出て「非常に素晴らしい公演でした。特にこだわりません。演目の全部がよかったですから、大変気に入りました」と楽しそうに感想を言った。

 人物紹介

 ハンバオ-デ氏は台湾のある大学の建築学部を卒業、アメリカのハーバード大学とPrynne大学の修士学位を取得。東海大学の建築科主任、国立自然科学博物館館長、台南芸術学院校長を経、世界宗教博物館館長と漢光建築師事務所取締役を現任。数多くの著書があり、学術界では彼の見解が独特でありながら、台湾の社会文化にも深く影響力を持つ建物人文学者とされている。

  2008年4月25日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/3/15/174395.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/3/22/95583.html