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黒龍江省ハルビン:長林子労働教養所内の工場で法輪功修煉者を奴隷のように酷使

(明慧日本)黒龍江省ハルビン市長林子労働教養所の所長・史英白は官僚や商人と結託して、ハルビン市の環境を甚だしく汚染している。同教養所内には靴下の製造工場があり、靴下を染める化学原料や有毒物質を何の処理もしないまま下水に放流し、松花江に流入して7年あまり経った。そのため、全ハルビン市の数百万人に影響を与えている。

 1999年7月から中国共産党が法輪功を迫害して以来、ほとんどの労働教養所は法輪功に対する迫害に参与している。法輪功修煉者への迫害は、強打と体罰だけでなく、金儲けのために教養所内の工場を利用し、修煉者は他の受刑者と長時間、有毒、有害な環境の下で強制的に奴隷のような労働を強制されている。朝6時半から夜11時まで、16時間半、週7日間の労働である。しかし、食堂の食事は規準通りにはなっていない。油、塩など使ったものは、管教と隊長に食べられ、毎月の10元の生活費さえ支給されず、強制的にサインのみをさせられ、受け取ったと嘘をつかなければならない。

 長林子労働教養所五大隊隊長・王凱は受刑者・馬太平に指図して、14人の法輪功修煉者を殴打した。手や足で、また板を使ったりした。板が折れるまで修煉者・劉景洲さんを殴った。劉さんは鼻や口から血を流し、顔が変形してした。14人の修煉者全員が傷を負った。その中の一人は骨盤が骨折し、入院した。修煉者・於懐才さんは、その迫害に抗議するため断食を行った。王凱は常に数人の受刑者に指図して、於さんに強制的に灌食を行った。食物を詰め込まれ、於さんは鼻や口から出血し、話もできなくなった。於さんは残虐な肉体的、精神的に苦しめられ、冤罪を晴らせないまま、2007年4月、この世を去った。

 長林子労働教養所には爪楊枝の工場があり、不法に監禁した修煉者に工場での労働を強制している。数人の人は全身の疥癬で耐えられないほどの痛みがあり、また、数人の人は伝染病になったにも拘らず、教養所は依然として働かせていた。考えてみると、その工場で作った爪楊枝はなんと非衛生的ではないか! 女性の修煉者は過労で高血圧、心臓病の症状が出ても、それでも七大隊隊長・張波は修煉者に労働を継続させ、ノルマを達成しなければ休憩を与えず、睡眠も許さない。重病になっている修煉者はノルマを果たせないことで、張波はさまざまな残酷な拷問を加え、修煉者は心身ともに深刻な打撃を受けている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年4月25日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/4/19/176781.html