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四川省:新都区裁判所・陳倫富は黄香玲さんに懲役3年の不法な判決を下した

(明慧日本)2008年3月31日、四川省成都市新都区裁判所刑事法廷の裁判長・陳倫富は、不法に法輪功修煉者・黄香玲さんに懲役3年の判決を下した。これは陳倫富がこの数年来、法輪功修煉者に対する迫害に加わって、もう一つの罪を重ねることになった。

 黄香玲さんは昨年11月13日の夜、真相資料を住民の家に送り届ける際、成都市新都区国保大隊の警官・陳徳チュアンに不法連行された。

 3月31日、新都区裁判所の判決は所謂公開審理で、事前に黄さんの家族にも知らせず、事後も判決文を渡さず、判決の理由と罪名は極めてでたらめだった。現地の警察、検察、裁判所は家族に対してあれこれと妨害をした。6日後、家族が裁判所へ判決文を要求した際に、陳倫富らは「判決文は本人に渡した」と言い、家族が留置場へ面会を申し込んだ時、公安局の悪官は「上訴期間中に会うことはできない、判決文が要るなら裁判所へ行きなさい」と言った。そして家族が裁判所に戻って伝えると、陳倫富らは「書類はもう中級裁判所に着いている、要るなら中級裁判所で探しなさい」と言った。黄さんの身体障害者の夫は、上訴に必要な1枚の判決文のために、人間性のない陳倫富の一群らから様々な嫌がらせを受けながら、結局判決文はもらえないままだった。

 夫は身体障害者であり、息子はまた大学で勉強中のため、黄さんは一家の生計を支える大黒柱となっているため、早く家に帰らなければ、息子は中退の危険に直面するという。

 陳倫富は1999年7.20以後、ずっと積極的に中国共産党に追随し、法輪功修煉者を迫害した。この9年の間、法輪功修煉者に対する不法判決に、彼はほとんどすべて参与し、刑期の最短は3年、最長は8年である。現在少なくとも4人が依然として不法に拘留されている。広元刑務所には、新繁鎭青石村の修煉者・林小全さん、 成都女子刑務者には、彭州鎭の修煉者・李素英さん、また、斑竹囲鎭の修煉者・杜鳳雲さんと新民鎭の修煉者・揚叢清さんの2人は現在、行方不明となっている。

 最近、海外の法輪功修煉者は絶えず、陳倫富に電話を掛けたり、書簡で真相を伝えたりした。2007年11月13日、黄さんが不法に拘留されてから、新都の法輪功修煉者は連続して陳倫富に真相を明らかにし、善を勧め、悪事を働くことを停止するように伝えた。陳倫富と家族のために退却路を残し、無罪で黄さんを釈放するようにも呼びかけたが、全く聞く耳をもたず、法輪功修煉者を引き続き迫害している。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年4月25日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/4/15/176545.html