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北京の法輪功修煉者・許エン麗さん一家、絶体絶命

(明慧日本)北京の法輪功修煉者・許エン麗さんは、出勤途中で石景山公安支局の国保隊の悪辣な警官に連行された。許さんの夫は2002年により連行され、不法に11年半の刑罰を下され、現在は刑務所で危篤状態に陥っている。夫婦ともに監禁された上、悪党の警官らはまだ子供の祖父母を脅迫して、幼い子供を「児童村」に送り、さらに祖父母に面会させないように企んでいる。それはすでに悲惨な家庭を一層追い詰めるばかりである。このような非人間的な事は、ただ共産党統治下の悪人の警察でしかなしえないことである。 

魏世均さん

 許エン麗さん(女性)は、石景山区の八角に在住。許さんはもともと北京地質大学の英語教師だったが、数年前に地質大学は許さんが「真・善・忍」を放棄しないことを理由に無理に解雇した。生計の道を図るため、身体障害者の許さんは、仕方なくあちこちでアルバイトをするしかなかった。2008年4月20日頃、許さんは出勤途中で石景山公安支局の国保大隊の警官に連行された。

 許さんが連行された後に、年寄りの舅夫婦は2人の孫(6歳半の男児、8歳の女児)の面倒を見ているが、生活はとても苦しい。国保大隊はまだ老人夫婦を脅し、許さんの子供を「児童村」(孤児院に属する)に送り届け、そして祖父母に子供を合わせないようにしようと企んでいる。 

 今度の連行事件の前に、許さんはすでに長期にわたって警察にかき乱されたり脅されたりしていた。2002年に、石景山国保が夫の魏世均さんを連行した際に、かつて許さんをもいっしょに連行しようとした。2005年7月5日晩、国保の警官・劉洋、楊海飛と石景山ハ角派出所の趙明竜らは再度、石景山区住民の許さんの自宅を不法に捜索し、たくさんの個人の私物を奪い去った。

  許さんの夫の魏世均さん(40歳)は、もとの中国科学院の高エネルギー物理研究所の撮影技師であり、1992年より法輪大法を修煉し始めた。2002年7月、魏さんは北京市石景山区の警官に待ち伏せされて連行され、2003年6月に不法に11年半の刑罰を下された。留置場で警官らはまたスタンガンでショックを与えて打った。現在、魏さんは前進刑務所で迫害されて危篤状態になった。肝臓と腎臓に深刻な病状が現れ、下の血圧も百以上に達し、頭の髪の毛と臼歯はほとんどなくなった。前進刑務所は魏さんが危篤状態であるにもかかわらず、知らん振りをして、公然と治療をしないと言うだけでなく、また家族の提供した腎臓の薬品を拒否し、家族の一時出所の保釈申請をも拒絶した。前進刑務所は実際に魏さんの命を落とそうとしている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年4月30日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/4/27/177314.html