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ニューヨーク:修煉者たちは「4・25」陳情9周年の記念活動を行う(写真)


 文/ニューヨーク法輪功修煉者

(明慧日本)2008年4月25日夜、ニューヨーク地区の約200人の法輪功修煉者は中国領事館前でロウソクを灯し、9年前の「1万人陳情」活動を記念するとともに、9年間にわたる法輪功修煉者に対する残酷な迫害に抗議した。

中国領事館前で法輪功修煉者たちがろうそくで追悼活動

法輪功修煉者への迫害の真相を熱心に聞く通りすがりの人々

ろうそくで作った「正法」の二文字

修煉者たちはろうそくを灯し、迫害された法輪功修煉者を追悼

 1999年4月25日、1万人あまりの法輪功修煉者が北京国務省関連部門まで陳情に行き、不法に逮捕された45人の天津法輪功修煉者の釈放と、法輪功修煉者の煉功する環境の確保、法輪功関連書籍の正当な出版を求めた。当時、国務省の官僚も法輪功修煉者代表と面会し、夜には問題がほとんど平和的に解決できていた。集まった修煉者たちも静かに去った。これは国際社会で「中国史上最大規模かつ最も理性的、平和的かつ円満に解決した陳情」と言われる「4・25」の1万人陳情だった。法輪功修煉者たちの平和、理性、正義への信念は国際社会で好評を得た。

 しかし、同年7月20日から、共産党のトップ・江沢民を初めとする集団が急に「真・善・忍」を修煉する法輪功修煉者を集団絶滅させる迫害を行うようになり、9年が経った現在でさえ、この迫害が続いている。

 毎年のこの日、世界中の法輪功修煉者たちは活動を行い、中国共産党の残忍な暴行を世界中に伝えている。

 ニューヨークの中国領事館前で法輪功修煉者たちは「法輪功4・25陳情9周年を記念」「法輪功への迫害を直ちにやめよ」などの横断幕を広げた。一部の修煉者たちは功法を始め、その前にろうそくを灯し、中国共産党に迫害され命を落とした3000人あまりの修煉者たちを追悼した。また、隊列の反対側に灯したろうそくで「正法」の2文字を現した。

 迫害に反対

 「強制的臓器摘出に反対する医師の会」からやってきたダモン・ノト(Damon Noto)さんは、「中国共産党は残忍かつ横暴な政権であり、50年来自国民に対して殺戮を続けてきた。特に生きている法輪功修煉者から臓器を摘出する行為はその典型である」とコメントした。また、有力な証拠によると中国では臓器を摘出されるドナーが存在しており、数千の法輪功修煉者が不法監禁され、臓器売買の道具になっている。この世界で最も邪悪な罪悪は中国共産党の背部にいる首謀者であるとさらに強調した。

 ニューヨークの法輪功修煉者・黄万青さんは中国大陸で失踪した弟の黄雄さんのために呼びかけた。「弟は失踪して5年も経った。2000年にも平和的に行われた陳情のために労働教養2年を言い渡され、2003年4月に電話した際に、警察が捕まえに来ると言い残して、消息がなくなった」という。

 アメリカ東部佛学会の責任者・宋雲さんは「4・25でも7・20でも、あるいはその後の迫害でも法輪功修煉者がいい続けていることはただ一つだけだ。法輪功はもっといい人になるようにと教えている。その法輪功が中国共産党に迫害されている。真相を伝えたい。それだけだ」と表明した。

 宋さんはまた「私たちは中国共産党政権が直ちに法輪功修煉者への迫害をやめ、監禁されている修煉者を直ちに釈放するように呼びかける」とコメントした。

  2008年4月30日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/4/27/177349.html