日本明慧
■印刷版   

四川省:楠木寺女子労働教養所の法輪功修煉者への迫害事実

(明慧日本)四川省内江市資中県楠木寺女子労働教養所は受刑者に労働時間の短縮を交換条件に、彼らに拘禁中の修煉者を虐待させている。受刑者らは、法輪功修煉者を殴ったり蹴ったり、長時間立たせたり、トイレに行かせなかったり、眠らせなかったり、長時間の労働などをさせたりしている。 

 2006年12月初め頃、70歳近くの四川省の法輪功修煉者・李沢芬さんと崔徳莉さんは楠木寺女子労働教養所に収容された。2人は監視役の受刑者4人に狭い個室に拘禁され、全ての行動を監視され、鼻水を拭くことさえ「報告」しなければならない。毎日トイレは3回しか許可されず、食事も含めて他の時間に個室を出ることもできない。夜2時、3時まで眠らせてもらえず、朝5時半に起こされ、昼間の居眠りは許されない。1日中、朝から晩まで小さい腰掛けに「軍人姿」できちんと座るか、若しくは壁に向かって「軍人姿」できちんと立たされて、自由に動くことは許されない。お尻に硬い腫れものが出きる修煉者もいる。足が腫れる修煉者もいる。そして、修煉者たちは一日10数時間の過酷な労働をさせられ、全身の筋肉が痛いほど疲れてしまう。

 労働教養所で、警官と「転向」させられた元修煉者は、法輪功修煉者に対していわゆる「矯正教育」を行い、法輪大法と師父を中傷して、修煉者の人格を侮辱することをほぼ毎日行っている。また修煉を放棄させるために騙す、脅す、暴力などの手段を使って、修煉者に「反省書」、「承諾書」などを書かせようとする。これがいわゆる「転向」である。「転向」しない修煉者にはトイレに行かせず、大、小便はズボンの中に漏らす修煉者もいる。 

 遂寧県の修煉者・方正栄さんは「転向」をしないため、耳を打たれて出血し、聴力を失った。修煉者・何秀珍さんは殴打されて脳震盪を起こし、以後、めまいと頭痛が続いている。ある修煉者は呉という警官と受刑者に殴られ、足を骨折した。また、陳発貴さんは不明な薬を飲まされ、髪の毛がたくさん抜け落ち、顔全体が黒くなって腫れた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年4月30日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/4/30/177534.html