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北京市:法輪功修煉者・兪平さん夫婦が強制連行された

(明慧日本)明慧ネット4月25日の報道によると、現在北京市朝陽区に住んでいる元清華大学の博士・兪平さんと妻・趙玉敏さんは4月19日午後4時、楊閘管庄派出所の7人の警官に無理やり家宅捜索された上、強制連行された。現在不法に東城区七里渠派出所に監禁されている。兪平さん夫婦と共に強制連行されたのは郭麗さん、金玉蘭さん、趙京敏さん、及び兪平さんの母親である。

 私は兪平さんの同級生で、1999年7月20日以前に同じ煉功点で煉功していた。兪平さんが再び捕えられたことを耳にし、とても辛く感じた。兪平さんは清華大学熱エネルギー科の1995年度の大学院生だった。1997年3月、成績が優秀だったため早めに博士の勉強を始め、清華大学の「1.29」の奨学金と「シーメンス」の奨学金を獲得した。また修士会の主席、修士ワークグループの副組長を担当した。2000年6月初め、学位論文の答弁の際は、審査委員全員一致で通過し(国家863計画の宇宙飛行分野のハイテクプロジェクトを引き受けていた)、そして優秀な卒業論文に選ばれた。しかし2000年6月20日、天安門広場に行き法輪功のために請願したため、清華大学は学位を授与せず、博士過程を学んだことしか認めなかった。兪平さんは当時すでに米国オハイオ州大学の全額奨学金を獲得していたが、その後真相を伝えたため不法に4年の判決を言い渡され、前後して悪名高い北京市公安局七処、北京前進刑務所(天津茶淀)に不法に拘禁されたため、米国へ留学する機会を失った。

 兪平さんの妻・趙玉敏さんもかつて不法に判決を言い渡され、迫害されて北京女子刑務所に監禁された。兪平さん夫婦は数々の不法な拷問と虐待を受けた。更に心を痛めているのは、兪平さん夫婦の2歳足らずの子供を家に残し、面倒見てくれる人がいないことである。

 明らかに、兪平さん夫婦など法輪功修煉者が捕えられたことは、中共邪党がオリンピック開催の機会を利用して、法輪功修煉者に対する迫害を強化している一つの実例である。兪平さん夫婦が捕えられた翌日、すなわち4月20日午後5時ごろ、北京市朝陽区の法輪功修煉者・張連英さんと夫・牛進平さんが4歳の娘を連れて野菜を買って自宅に帰ったとき、ビルの下で待ち伏せしていた数人の私服警官が暴力を振るって強制連行し、そして数十人の警官が張さんの自宅に押し入って不法に家宅捜索をした。彼らはコンピューター本体一台と移動式ハードディスク、MP4一台、大きな三包みの大法書籍を奪い去った。

 兪平さん以外にも、今日まで依然として10人以上の清華大学の法輪功修煉者が重刑を言い渡され、不法に監禁されている。

 2008年5月1日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/5/1/177592.html