日本明慧
■印刷版   

シドニー:修煉者がキャンドルライトで「4月25日の嘆願」を記念(写真)

(明慧日本)2008年4月24日の夜、オーストラリア・シドニーの修煉者たちは、1999年に北京で起きた「4月25日の嘆願」を追悼するために、市庁舎前の広場で集会とキャンドルライトを行った。彼らは迫害のために生命を失った何千人という法輪功修煉者を追悼し、9年間の平和的抗議と中国共産党が現在行なっている残忍な迫害を糾弾した。

シドニー市庁舎前で犠牲者を追悼

 シドニー法輪大法協会のスポークスマン・ルーシー趙さんは、活動の背景についてメディアに「中国共産党 はオリンピックという名の下で迫害を加速させている。これまでの数カ月間に、千人以上の修煉者が逮捕され多くの人達が迫害で死んだ。 今まで以上にオーストラリアの人々がそれらの迫害に注意を払いメディアと政府が最後まで手助けする事を希望する」と話した。

李元華博士

 1999年の嘆願に参加した北京の大学の前教職員李元華博士は、「4・25」を中国の歴史上の大きな事件として覚えていた。「中国共産党は事実をねじまげて宣伝し、そし平和的抗議を『中南海(中央政府)への攻撃』に変えた、そして多くの人々が今日に至るまで本当の状況を知らない」。

 シドニーの法輪功修煉者・章翠英さんは、9年間の迫害がオリンピックという名の下で加速していると言った。 章さんは、迫害に抗議するためにオーストラリア政府と関係者に呼びかけた。

シドニーの大学生・梁鳳エンさん

 シドニーの大学生・粱鳳エンさんは、多くの中国の学生がまだ嘆願の本当の事実を知らないと言った。 彼らはただ国営の中国のメディアの宣伝を繰り返し教え込まれており、その真実を知る事を望んだ。

 法輪功修煉者・何清蓮さんは、広州に行ったとき、ほとんど広州市全体に警官が動員されていたと言った。 何さんは1カ月、刑務所に入れられて開放された後、食料雑貨類を買いに行ったときでさえ監視されたという。

 2008年5月2日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/4/25/177205.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/4/27/96795.html