日本明慧
■印刷版   

オーストラリア:メルボルンで集会を開き3600万人の中国人が「三退」したことを応援(写真)


 文/豪州法輪功修煉者

(明慧日本)シティ広場は、メルボルン市中心の有名な集会場所である。5月3日、「3600万人の中国人の『三退』を応援する」イベントがここで開かれた。(『三退』とは、中国共産党およびその関連組織、即ち、中国共産党、中共青年団、中共少年団の組織から脱出すること)集会に参加した人たちは、中共がオリンピック前という時期を利用して、いわゆる「社会の安定を図る」名目で、法輪功修煉者たちを大勢不法逮捕していることを強く非難し、中国国内の民衆に対して決して中共に何の期待もしてはいけないというメッセージを送った。「中共は中国を代表しない」、中共の「愛国心」に騙されないように呼びかけた。
通りかかる市民は中共の残虐な行為を描いた看板の前で足を止める
市民は『九評共産党』のチラシを受け取る
メルボルンの市民が脱党ボランティアから真相情報を聞いている
通りかかる市民は中共の数々の残虐な行為を描いた、中共が国民を殺した証拠写真を見ている
通りかかる市民は中共の残虐な行為を描いた看板を見て驚きを隠せない


 イベント当日、シティ広場では沢山のポスターと看板を立てて、中共が中国の国民に対して犯した数々の拷問、虐待、集団殺人などの犯罪を暴いた。市民は足を止めて興味深く看板に描いてある内容を読んでいた。ポスターや看板を読んで真相を知った市民は次々と「全世界反迫害百万人署名」活動に参加し署名をした。

 集会では、4月だけでも中共に密かに不法に逮捕された法輪功修煉者の数は30人を超えていることを明らかにし、一刻も早く中共の法輪功への迫害を停止させようと呼びかけた。法輪功だけではなく、人権を訴えている団体も被害に遭っていると訴えた。脱党は中華民衆の知恵であり、チャンスでもある。中共の毒素を徹底的に取り除き明るい未来を迎えようと、3600万中国人が勇気をもって中共のシステムから脱出したことを高く評価した。

 脱党支援センターの代表・王鵬さんは、「中共は、世界中で起きている脱党の勢いを極度に恐れている。中共は今、中国スパイ専門機関である公安部の特別行動隊を動員して、脱党ホットラインを邪魔している。しかし、脱党ホットラインは影響を受けず益々皆さんのために機能を発揮している。脱党(三退)の人数は毎日4〜5万人の勢いで進んでいる」と述べた。

 王さんは、「例えば、ある74歳のお爺さんが、1人で集めて、脱党センターに送ってきた脱党者の人数は2008年の3月までに30886人もいます」と語った。

 法輪功を修煉しただけで、中国共産党に7年間も迫害された王頴さんは、自分が受けた迫害を紹介した。「私が住んでいた北京の住宅区やマンションの看板に『三退』のチラシや情報が貼られていたのをよく見ました。人民元の紙幣にも『三退』のメッセージが書かれていたのを見たことがあります。私に送られてきて、私が脱党センターに送った『三退』の名前は千人を超えています。私の知り合いの多くは、海外からかかってきた脱党を勧める電話を受け取ったことがあり、脱党の流れをよく知っています」。

 『九評共産党』の広がりにつれて、益々多くの豪州の民衆も脱党の流れに興味を持ち、脱党は中共を崩壊させる有力な方法だと知った。

 Brian Smithさんはその1人であり、脱党に熱心な西洋人である。脱党集会ではいつもBrian Smithさんが皆に『九評共産党』のチラシを配っている姿を見かける。

 Brian Smithさんは、「今日、3600万人が脱党したことを私は嬉しく思っています。今の中国人には自由はありません。すべての中国人に自由が訪れることを願っています」と話した。

 集会に参加したオーストラリア人の1人は、「私は中国共産党に参加したすべての人、若者であれ、年配であれ、彼らに言いたい言葉は、すべての共産主義国家、中国でも、ロシアでも、東ヨーロッパでも、南アメリカでも、こうした国に平和はなく、正義はないのです。皆さん勇気をもって中共から脱党すべきです。二度と彼ら(中共)に騙され、脅されてはいけません」と語った。

 Emil Wolkさんは一つ一つの看板を詳しく見ていた。彼は今チベットで起こっている中共による集団虐殺に非常に大きい怒りを抱いている。「人々には自分の意見を自由に表現できる権利があるべきです。しかし、残念ながら中共政権下ではこうした基本権利もありません。自由な意見を述べただけで数千万人が殺害されています」とEmil Wolkさんは中共政権の恐ろしさを指摘した。

 「実は、中共は中国ではなく、中共は中国を代表することはできません。愛国とは愛党ではないのです。中共はいつも概念をごまかして、中国人を騙しています」と中国に観光に行って戻ったばかりのオーストラリア人のJohn Loveさんは集会で発言した。

 John Loveさんは、「民衆がオリンピックの聖火に抗議していることは、決して中国民衆に対して抗議しているわけではないのです。中共政府が『オリンピック』をたてに国民を連行して迫害していることに抗議しているのです。全世界の人が抗議をしているのは邪悪な中共政府ですよ!」と説明した。

 「私は最近、中国の文化大革命を描いた小説を読みました。そこに書かれていたのは、中共の指示を受けて、紅衛兵の若者が数々の中国の文化遺産を破壊したのです。しかし、自分が中国に観光に行くたびにこの国の歴史と文化を愛してしまうのです。実は、私たちが反対しているのは中共であり、中国人ではないのです」とJohn Loveさんは述べた。

 2008年5月5日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/5/5/177845.html