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台湾花蓮県の議長:中国共産党による法輪功への迫害を制止することを呼びかける(写真)

(明慧日本)中国共産党による法輪功への迫害が始まってから8年余りになる。「法輪功迫害真相調査連盟」(略称CIPFG)が始めた「全世界100万人の署名」活動は、2008年の北京オリンピックの前に法輪功への迫害を中止することを、中国共産党に呼びかけている。台湾花蓮県では、この迫害に反対する署名をする人が増えつつあり、すでに「中国共産党による法輪功迫害を阻止する」という強大な民意となっている。
中国共産党による法輪功への迫害を制止の署名をする花蓮県の議長・楊文値氏
花蓮県の副議長・徐雪玉氏 中国共産党による法輪功迫害の即時停止を要求した
5月3日の東方新聞の関連報道


 花蓮県の議長・楊文値氏は「全世界100万人の署名」活動を支持。署名により、オリンピック前に、理性的、平和的に、中国共産党による法輪功への迫害が停止されることへの期待を示した。2008年5月2日、花蓮県議会は第16期5回目の定期大会のなかで、「法輪功迫害真相調査連盟」による「人権聖火リレー」活動が6月3日に花蓮に到着することを、歓迎することに決めた。

 議長・楊文値氏は以下のように意見を表明した。「人権とは普遍的な価値観であり、『人権聖火リレー』の国際的な活動は、中国共産党による人権侵害を世界各国で注視させるために行われるもので、迫害反対を大いに支持する。人権の聖火は、6月3日に花蓮県に到着する予定だが、全ての議員に対して、この活動への支持を呼びかけ、当日午後2時に花蓮市の花崗山体育館の前で行われる『人権聖火リレー』への参加を呼びかける」。

 この呼びかけに対して、副議長の徐雪玉氏、県議員の孫永昌氏、施金樹氏、張懐文氏、李旭寧氏、曾玉霞氏、黄輝宝氏、林春生氏、趙世源氏、余夏夫氏、笛布斯・ケンライ氏、李秋旺氏、陳英妹氏、魏嘉賢氏などが熱烈に支持し、署名に応じた。花蓮県議会は人権聖火の主催者となり、当日、議長・楊文値氏を初めとする議員らが花蓮県を代表して人権の聖火を迎える。

 花蓮県各界が、署名により迫害反対を支持

 「法輪功迫害真相調査連盟」による中国共産党による法輪功迫害の停止を呼びかける「全世界100万人の署名」活動は、花蓮県各界からの支持を受けた。県議会議長の楊文値氏、同副議長の徐雪玉氏、県議員の劉暁氏、魏嘉賢氏、李秋旺氏、蕭文竜氏、李旭寧氏、謝国栄氏、余夏夫氏、陳泰州氏、王燕美氏、張素華氏、曾玉霞氏、陳凱莉氏、潘富民氏、呂必賢氏なども署名し、迫害反対の意思を示した。

 花蓮県の政界要人、例えば花蓮市長の蔡啓塔氏、吉安郷長の田智宣氏、新城郷長・何礼台氏、鳳林鎮長の林廷光氏、その他里長、村長、民意代表者、校長、教師、学生などの各界の人たちが署名し、迫害に反対した。中国共産党による不法な法輪功迫害の中で行われる暴力の残虐さを目の当たりにすることによって、台湾花蓮ではすでに強大な民意が集まっており、中国共産党の悪行制止の呼びかけが起っている。

 花蓮県議会は、中国共産党によりまだ生きている法輪功修煉者からの臓器摘出を厳しく非難した。

 2006年5月30日、まだ生きている法輪功修煉者から臓器を摘出し、これを利用して収益を上げ、さらに遺体を火葬して証拠隠滅を図るという中国共産党の行為に対して、劉暁バイ議員は臨時動議を起案し、可決された。花蓮県議会が決議した内容は次の通り。

 一、国連、国際人権組織、世界保健機関などの団体と法輪功修煉者によって編成された「共同調査団」によって、中国大陸での現地調査が実施されるよう呼びかける。基本的人権を守り、真実を公表し、これによって中国共産党による法輪功への残酷な暴行を制止する。

 二、県・府(衛生局)は公文書を発行し、県内の医療団体の協力を要請し、または指導し、中国大陸での臓器移植の仲介に関する倫理規範を制定する。これによって、経緯を知らない医療関係者が、中国共産党による邪悪な人権迫害に参与することを阻止する。

 三、県・府は、火急的速やかに政府および民間の全てのメディアを利用し、中国大陸での臓器移植で生きている人間から不法に臓器を摘出していること、および安全上の問題があることを市民に告知する。これによって市民の医療品質と生命の安全を保護する。

 2008年5月7日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/5/4/177807.html