日本明慧
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多く放下すればするほど、得るものは多い


 文/大陸大法弟子

(明慧日本)以前法を勉強して、得と失に対して更に深く悟ることができました。それは、私たちは大法の中で修煉しており、多く放下すればするほど、得るものが多いということでした。逆に放せない執着が多ければ多いほど、得るものは少なくなる、ということだったのです。どうしてこのように言えるのでしょうか?

 師父は大法を私たちに伝授して下さいました。その中には「真・善・忍」の法理が含まれていて、生命、宇宙に対する認識と宇宙の演化の法則に従って煉り出した1セットの修煉機制があり、すなわち功と法の両方が含まれています。それでは、私たちはどうやって功と法を得られるのでしょうか? 修煉の中で人間の執着を放下してはじめて、心性を向上することができ、心性が向上してはじめて、境地も向上し、更に高い法理を悟ることができて、功の演化も更に高い次元へ突破できるのです。言い換えれば私たちは執着を放下し、心性を向上してはじめて、やっと功と法、両方面で更に多く得るのです。多く放下すればするほど、得るものも多くなり、逆に執着に囚われて放下できず、心性が向上できなければ、更に高い法理を悟れなくなり、功の演化も更に深い空間を突破できず、師父が私たちに教えてくださった無辺の大法について、私たちは限られたただ少しのものだけしか得られないのです。つまり、持っている執着が多ければ多いほど、得るものは少なくなります。

 師父は「皆さんに一つの真理をお教えしましょう。絶えず執着心を取り除くことこそ人間の修煉の過程のすべてです」(『転法輪』)と教えてくださいました。読んでみると簡単な一言のようですが、実はそこに含まれている内涵は奥深いのです。

 2008年5月9日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/5/6/177878.html