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河南省労働教養所:「オリンピック」を名目に法輪功修煉者を満期後も監禁

(明慧日本) 河南省信陽市の法輪功修煉者・劉霞さんは、2008年4月に不法な労働教養処分3年の期限が満了になった。しかし新郷女子労働教養所は釈放することを拒否し、「オリンピックの為として」8月のオリンピックが終わってから釈放すると家族に通達した。 

 劉霞さん(44歳女性)は、もと信陽第10中学校の教師である。彼女は小さい時から先天性の心臓病を患い、出産することができないと医者に言われた。彼女はとても悲しくて、結婚しようと思わなかったが、劉霞さんは幸運にも法輪大法と巡り会えて、修煉してから心臓病が自然に治った。その後、縁があって今の夫と知り合い、そして1人の娘が誕生した。法輪大法が彼女に希望と新しい人生を与えた。大法の法理に従い、劉さんのクラスはずっと優秀クラスで、自分も1級教師に推奨された。 

 99年7.20に中国共産党が不法に法輪大法を弾圧し始め、劉霞さんは北京へ陳情に行って真実を告げようとして何度も拘禁、迫害された。不法に拘禁された期間に、5、6人の監視役(受刑者担当)はずっと罵った。しかし彼女は大法の師父が教えたことをしっかり覚えて「殴られても殴り返さず、罵られても、罵り返さない」とした。悪人らは3日間続けて罵った後に、ぜんぜん効かないと分かって、さらに劉霞さんを酷使して苦しめた。 

 不法な拘禁期限が終わると、ちょうど学校が夏休み期間中で悪党はまた彼女の学校で不法に拘禁した。同じ学校の内にいても、彼女は娘が家の中で話す声が聞こえ、夫が家事をする音も分かった。しかし学校の悪党人員は彼らを合わせず、この親心で彼女に信仰を放棄させようと強いた。今回も失敗したため、学校の悪党人員はまた彼女を留置場に移送して迫害を続けた。 

 9カ月間転々とさせられて、劉霞さんは非人道な苦しみを受け尽くした。その期間信陽の「610弁公室」、公安局、第10中学校側は各種の名目で、彼女の夫に6万元近くの罰金をゆすって、彼女が再び修煉しないとの保証を代筆させてからやっと釈放した。学校の責任者はこれを原因として、彼女を解雇した。

 2004年に劉霞さんはしかたなく流浪生活をし始めた。信陽の「610弁公室」、公安局は不法に彼女の夫の携帯電話を盗聴し、そして彼女を再度不法に逮捕した。悪党人員はいかなる訴訟手続も経ない下で、直接彼女を新郷女子労働教養所に送り込んで迫害した。劉霞さんはずっと大法を堅持したので、面会日になっても家族とも親友とも面会ができなかった。 

 2008年4月に家族はついに劉霞さんの釈放日を迎えたが、しかし労働教養所は「オリンピックのため」に8月が過ぎてから釈放すると言って、引き続き彼女を不法に拘禁している。

 2008年5月16日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/5/10/178148.html