日本明慧
■印刷版   

福建省:五輪トーチ到着時 法輪功修煉者が監視・連行された

(明慧日本)5月11日から北京五輪のトーチリレーが福建省で行われた。その前後、現地政府は「リレーを順調に行う」ために、リレーの経由地以外の地域も含めて、法輪功修煉者に対して更なる迫害を加えた。

 5月11日、龍岩地区長汀県の「610弁公室」は、法輪功修煉者の住宅を全面的に捜索し、法輪功の書籍や真相資料を見つけると、直ぐに逮捕した。今まで不法に逮捕されたのは肖七修さん、蔡文英さん、李大何さん、修蓮秀さんなどで、まだ姓名が確認されていない修煉者も多数いる。共産党の役人は修煉者の逮捕時いかなる書類も提示していない。書類なしに家宅捜索ができるのかと修煉者の家族に聞かれ、彼らは「すぐにも書く」と答えた。

 5月12日、トーチリレーが泉州市で行われた。現地の修煉者によると、ここ数日、修煉者の電話が24時間監視され、修煉者も全員監視され、街へ買い物に行く時でも尾行されるそうである。トーチリレーが始まる2日前、泉州市国保局は泉港区前黄鎮前黄村の法輪功修煉者・黄永斌さんと黄暁斌さん兄弟を連行した。

 莆田市東海鎮の修煉者・朱瑞栄さんも数日前に共産党の役人に連行された。朱さんは1999年以降、何度も連行され迫害を受けたため、家は多くの借金を抱えるようになった。朱さんは未成年の子供数人を扶養する一家の大黒柱で、今回連行されたことは家族に大きなダメージを及ぼした。 

 共産党の役人は、また法輪功修煉者以外の民主活動家に対しても、24時間体制で監視・尾行しているそうである。

 2008年5月16日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/5/16/178567.html