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北京昌平区の司法局公務員と弁護士が不法に思想改造施設に送られた

(明慧日本)今年3月初めから、中国北京[610弁公室」は、昌平区司法局の公務員・李春秀さんおよび昌平区で弁護士事務所を営んでいる張文利弁護士を含む複数の法輪功修煉者を不法に逮捕した。

 李春秀さん(30歳代)は、3月6日、六街派出所の警官に勤め先で身柄を拘束され、その後、思想改造施設に拘禁された。李さんに対する不当な逮捕を見て、その場で泣き出す同僚らもいた。また、李さんの父親は娘が不法に逮捕されたことを耳にしてから、心筋梗塞が突発した。李さんの母親も、何度も六街派出所で娘の状況について確認しようとしたが、そのたびに拒絶された。李さんの母は警官に対して「見ての通り私はこの年になって、ただ娘の現状について聞きに来ただけなのに、何を恐れているのですか?」と聞いたところ、担当の警官は何も言い返せず、ただその場を逃げ去って行った。

 李春秀さんは「三書」に署名をするのを拒んだため、現在もなお留置場で拘禁され家族との面会が禁じられたままである。

 北京昌平区の法輪功修煉者・張文利弁護士は3月4日夜、不法に思想改造施設に連行されたが、法輪功の修煉を放棄しないため、3月31日に流村留置場に拘禁された。その後の状況についてはまだ確認できていない。

 李春秀さんの兄は、派出所で働く友人を通して、最近、行なわれた大規模な逮捕において、すでに100人近くの法輪功修煉者が不法に逮捕されたことを知った。中には、法輪功の真相資料を一枚所持していたことを理由に逮捕された人もいるという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年5月18日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/4/25/177207.html