日本明慧
■印刷版   

長春市黒嘴子女子労働教養所における残忍な「転向」

(明慧日本)吉林省長春市黒嘴子女子労働教養所は長期にわたり法輪功修煉者の「転向」プロジェクトにおいて中国共産党に先進的団体として表彰され続けている。しかし、表彰状に隠されているのは残酷な知られざる事実である。

 ケースその一:張淑琴さん(山東省出身、女性)は黒嘴子女子労働教養所第8大隊に監禁されていた。当時、監視役として2人の受刑者が起用された。隔離された部屋で数カ月間監禁されたある日、張さんはあまりの精神的なプレッシャーにより、突如部屋から脱出して、手足が震え出し、頭痛も止まらず、話すこともまともにできなくなった。警官が監禁場所を変更しても一向に回復しないため、最終的に精神科の医師が診断した結果、重度のうつ病であることが判明した。現在、張さんは保釈され病気治療をしている。騙された家族はいまだに迫害した側に感謝しているという。

 ケースその二:李娟さんは監禁されてからずっと重点的に「転向」を強制されてきた。眠らされず、警官たちに脅迫された後、隔離された部屋に監禁された。そこで李さんはさらなる想像を絶する迫害を受けた。たとえば、手足をロープでベッドの四隅にぎりぎりまで引っ張られてから、きつく縛って固定し、長時間放置されることもあった。そのため手足の皮膚は変色し、極度に衰弱した。このような迫害はそこに監禁されている法輪功修煉者なら、誰もが経験するという。ひどい人は2、3度もそのように迫害されているようだ。

 ケースその三:延吉出身の女性(姓名は不明)は何度も、縛り上げられたままさらに引っ張られたり、蹴られたり、縛ったロープが深く皮膚に食い込んで、手足が甚だしく腫れ、顔も変形して、最後にやっと下ろされた時にはすでに足に潰瘍ができて化膿し、あまりの痛みですぐに意識を失ってしまった。警官たちは無理やり針を刺したりして意識を戻そうとした。最終的に足にできた怪我で歩くことも困難になった。

 ケースその四:その中で12監禁区に50代の法輪功修煉者がいた。上記のような体罰を受け、精神的に大きな打撃を負い、いまだに毎日絶えることなく攻撃されているようだ。

 このような環境の中で多くの名も知れない法輪功修煉者たちが隔離されて、迫害されている。各監禁区、各大隊に上記のような隔離された部屋が点在しており、場所によっては建物一棟全体がこのような部屋の構造であることもある。労働教養所の医療チームもまたそれに加勢しており、強制的に鼻から食べ物を注入(灌食)して、その手段は想像を絶するものである。 

  2008年5月18日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/5/15/178522.html