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遼寧スイ中県:中国共産党支配下の裁判所は、病院で強引に「開廷」

(明慧日本)2008年5月12日、13日、遼寧省葫芦島市スイ中県中国共産党政府の党員は裁判員・関樹森、李文静に指図し、法輪功修煉者・裴志華さん、張崇月さん、楊将威さん、沈文玲さん、周迎春さん、楊光午さん、馮克蘭さん、楊兆芳さん、楊兆穎さんに対して不法な非公開審判を行った。その中で、周迎春さん、楊兆穎さんは点滴をつるして、酸素を補給しながらスイ中県病院の病床に横たわったままの状況の下で、不法な審判を受けた。 

 裁判所のこの行動は多くの人が憤慨して理解できず、多くのやじ馬見物をする患者と民衆は憤怒して言った。「人はすでにこのようになった、またここへ開廷しにくる」と。楊兆穎さんはいわゆる「開廷する」中で、二度も心臓発作を起こした。手足はけいれんして、病院の医者、看護婦はパニック状態で緊急措置をとった。このような情況の下で、裁判員・関樹森と検察員は超スピードで慌ただしくいくつかのいいかげんな資料を読み上げて、数分後に混乱の中で慌ただしく逃げた。関樹森は出る前に公言した。「楊兆穎の罪はこの2カ月以上一つも記録したことがなく、ひと言も答えたことがない」。 

 2008年2月25日、中国共産党の公安部は略称「F0801」号の行動を始めた。遼寧省だけで少なくとも86人の法輪功修煉者を連行した。当日朝6時、一群の警官は消防車のはしごを設置して、3階まで登って、窓ガラスを打ち砕いて、法輪功修煉者・楊光武さんの家に侵入し、不法に家財を没収した。 楊光武さんと妻の馮克蘭さん、長女・楊兆芳さんを連行し、次女の楊兆穎さんは2月25日に瀋陽で連行された。

 中共政府の職員が楊光武さん、馮克蘭さんに付けた罪名は「公務執行妨害罪」。楊兆芳さんを連行する中で、不法な警官は消防車を出動し、窓を壊して強行して入室した際、楊光武さん、馮克蘭さんは生命、財産が脅される情況でこのような強盗行為に対して正当防衛を行い、不法な警官に「公務妨害」の罪名をつけられて連行された。中共の職員は楊光武さん一家4人へのいわゆる「起訴状」に書きあげられた個人財産の中で、プリンタは1台を2台に、VCDは1枚を2枚と書かれた。

 楊さん一家4人は1996年から法輪功の修煉を始め、広く名を知られている良い人だ。しかし、こんなに善良な一家が、信念を堅持したために一回また一回の迫害に遭った。楊兆芳さんはかつて現地の思想改造施設で迫害された。楊兆穎さんは3回連行され、彼女の婚約者で法輪功修煉者の薛新凱さんは、2人で結婚の手続きを済ませた際、祝宴の準備前に、2006年3月21日の朝に中共の警官に連行されて、不法に7年の刑罰を下された、現在本渓刑務所に拘禁されている。

 楊兆穎さんの現在体の状況は非常に心配で、腰椎骨折で歩くことができず、B型肝炎や心臓病で、この2カ月間で何度もショックを起こした。現在、毎日の睡眠は2、3時間だという。 

 周迎春さんは錦州で連行された時、殴られて腰椎の2、3節圧迫性骨折となった。頸椎は変形して、くらくらして、吐き気を催し、長期にわたり嘔吐して、歩くことができず、自力で生活することができない。家族は不法な警官を訴えるつもりだという。 

 範徳震さんは4月20日綏中留置場で打たれて死亡したが、政府側は綏中病院で死亡したとデマを飛ばした。 

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年5月20日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/5/18/178687.html