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馬三家労働教養院女性所・法輪功学習者を長期間酷使

 (明慧日本) 遼寧省瀋陽市馬三家労働教養院の女性所第1大隊は、長期に法輪功及び一般の拘禁された人を酷使し、以下のように強制的に規定した。朝6:00食事、時間はたったの10分間、その後直接作業場に移動、11:30まで仕事,午後12:25から夕方5:00まで労働、夕食直後引き続き労働に戻り、夜8時まで作業を続ける。生産商品は軍用綿コード、熱処理食品、手工芸品など。その中の軍用綿コード作業場の環境は極めて悪く、綿くず、おがくず、ごみ草、ほこりなどが充満して、マスクをせずには呼吸できない。工芸品の作業場では、各種の薬など強い刺激臭がして、皮膚に対してとても悪い、薬品に接触すると皮膚にアレルギー症状がでる。 

 ある日、軍用綿コード作業場で火事が起き、現場の人員の生命及び物資はすべて危険に晒された。法輪功学習者と他の普通人員は力の限りを尽くして火事を消し、ようやく消火器を探し当て消火することができた。事後、教養院の責任者(大隊長)、は「これから火事が起きたら、消火器を使うな、消火器を使ったら、生産原料が使えなくなるから」と言った。

 そして消火したばかりにも拘わらず、火事による損失を減らすために、教養院側は現場の法輪功学習者と他の人員の肉体的疲労や心理的ストレスを度外視し、強制的に休養を取らせずに現場の片付け、綿の整理などをさせた。ある法輪功学習者と他の人員は疲れ果て、作業をしたがらなかったが、当番の隊長に引き摺られて、事務室で殴打され、顔、服は血まみれになり、結局強制労働をさせられた。 

 馬三家労働教養所では法輪功学習者(その他の監禁人員を含む)への迫害がいろいろある。例えば,①強制労働されている人は、設備の部品と消耗品を自費で買わなければならない、②労働中の原料破損は、自分で弁償する、などである。   

 9年間ここでは法輪功学習者を迫害してきたため悪名が知れ渡っており,次に2007年〜2008年の迫害記録中1つを暴露する。 

 2007年9月、悪党人員は遼寧各地と北京で数十人の法輪功学習者を続々と馬三家少年院女性所に連行、送致、彼女たちをそれぞれ異なった部屋の中に監禁し、すべて部屋の窓を新聞紙で張りふさいで、外から見えないようにした。まず管理課の課長の馬が用心棒(「幇教」と言う)をつれて駐在する。法輪功学習者の誰かが妥協しないと、次に起こることは拷問、凄まじい叫びで、恐怖感に包まれた雰囲気が充満する。これに居合わせたのは大隊長の王暁峰、所長の周芹である。法輪功学習者は4人毎に一部屋で隔離され、4人の警官に24時間順番に見張られ、話を許されず、互いの部屋の行き来も許可されない。面会も駄目で、一日2回しかトイレの使用を許されず、早朝4:50起床、夜は10:00寝なければならない。 

 この時に迫害された法輪功学習者は、劉桂芳さん、李軍さん、耿麗さん、高鳳麗さん、李春玉さん、姜晶さん、許慧さん、王海英さん、劉雲秀さん、王春英さん、王春栄さんである。迫害に参与した悪人は、馬課長、周芹(所長)、王暁峰(大隊長)、石宇(大隊長)、張鳳傑、関麗英、崔紅、武麗英、王秋菊、李明玉、張春光。

 2008年5月20日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/5/14/178422.html