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ニューヨーク各界:中国共産党の人権侵害を強く非難(写真)

(明慧日本) 世界5大陸を伝達している「グローバル人権聖火リレー」は、4月13日、米ニューヨークに到着した。多くの団体が、人権聖火を歓迎して、ユニオンスクエアで集会を行った。同時に会場では多くの真相写真を展示し、中国共産党の蛮行を暴露した。ニューヨーク州、市の議員、人権活動家、学者、芸術界などの代表が出席し、中国共産党が人道に反する罪を犯すことを制止し、法輪功への迫害を制止させようと呼び掛けた。
ニューヨーク州議員:人権迫害を無視することはできない
ニューヨーク市David Adams議員:私たちは人権を支持し、迫害を譴責する
法輪大法インフォメーションセンターのスポークスマン:中国共産党はオリンピック開催前に、法輪功に対しさらに酷く迫害している
カナダの人権弁護士デービッド・マタス (David Matas)氏:法輪功修煉者の生体からの臓器収奪は中国で普遍的に存在する


 ニューヨーク州議員:人権迫害を無視することはできない

 ニューヨーク州のEric Adams議員は、ユニオンスクエアの入口で行われた聖火の歓迎儀式に参加し、次のように講演した。「人間は、基本的に存在する権利がある。中国共産党はひたすら多くの民衆に対し、人権を侵害し命を残害した。地球の一員として、アメリカにいる私たちは、このような迫害を無視することはできない。それは恥だ」。

 ニューヨーク州のJefferies議員は、次のように発言した。「私は、ニューヨーク州のEric Adams議員と、人権の悪い国に投資しないように呼び掛ける法案を起草する予定だ。私たちは、経済行為に反対するのではなく、投資する資金が人権迫害という行為に流れないように願っている。人権迫害という不公正な行為に反対する」。

 Adams氏は「私たちは、以前に発生した人権迫害に対しては何もできないが、現在発生している人権迫害を無視することはできない。もし、今私たちが中国で発生している人権迫害を見て見ないふりをするならば、将来、歴史がそれをどんなに恥ずかしいことかを証明する」と強調した。

 David Adams議員:私たちは人権を支持し、迫害を譴責する

 Adams氏は次のように話した。「中国共産党が人権を残酷に迫害することは、私たちの価値観と完全に相反する。この市の一員として、アメリカ立国の信念を信じ、立ち上がって発言する義務がある。人権を支持し、迫害を譴責する」。

 法輪大法インフォメーションセンターのスポークスマン:中国共産党はオリンピック開催前に、法輪功への迫害を強めている

 法輪大法インフォメーションセンターのスポークスマン・Levi Browde氏は、「中国共産党はオリンピック開催を前に、法輪功修煉者に対して、さらに酷く迫害をしている。警察庁長官・劉京二は2005年に、法輪功修煉者をオリンピックから排除しなければならないと言った。現在、中国共産党当局はオリンピックの名義を借り、中国各地で大規模に法輪功修煉者を違法逮捕している」と話した。法輪大法インフォメーションセンターでは、逮捕された法輪功修煉者数人は、短期間に虐殺されたという情報を受けた。国際社会は早急に行動しなくてはならない。このような蛮行を制止しようと呼び掛けた。

 Levi Browde氏は、北京のミュージシャンの於宙さんのことを話した。於宙さんは2008年1月26日、ライブの仕事を終えて車で帰宅したところ、妻の許那さんと、警察に検問された。2人は法輪功修煉者であり、通州刑務所に入れられた。11日後、於宙さんは迫害されて死亡した。彼の妻・許那さんは今もまだ刑務所の中にいるという。

 カナダの人権弁護士デービッド・マタス (David Matas)氏:法輪功修煉者の生体からの臓器収奪は中国で普遍的に長期に存在する

 カナダの人権弁護士で、中国共産党の生体臓器収奪調査レポートの作者・デービッド・マタス (David Matas)氏も会場に駆けつけ、中国共産党が法輪功修煉者の臓器を違法に収奪することを詳しく述べた。マタス氏は「2006年7月、デービッド・キルガー(David Kilgour)氏と発表した最初のレポートで、臓器収奪の事実の証拠として、19件の証例を挙げた。2008年1月に発表したレポートでは、証拠は33件に増え、今は50件以上の証拠を手に入れた。最新レポートを発表する」と話した。

 マタス氏は「一つ一つの証拠だけでは、臓器収奪の事実が存在すると証明できないが、すべての証拠を総合して見れば、法輪功修煉者の生体から臓器を収奪することは、中国で普遍的に長期に存在することが証明できた」と強調した。

 中国共産党は、このレポートに対して、個々に攻撃、否定することは一つも出来なかった。マタス氏は、生体臓器収奪という残酷な犯罪が確かに存在していることを信じるしかないと話した。

 クリスチャンの被害者代表:中国刑務所に35000人のクリスチャンがいる

 クリスチャンの被害者代表・Penelope Beasley氏は、次のように話した。「中国の教会は、共産党にコントロールされている。それ以外の教会は、地下活動となり、今は35000人のクリスチャンが刑務所の中にいる」と話した。

 米の宗教界リーダーでダルフール委員会の副主席:中国を愛し、人権をさらに愛する

 米の宗教界のリーダーでダルフール委員会副主席のC. Herbert Oliver氏は中国共産党がスーダン政府のダルフール人に対する集団滅絶(Genocide)を支持していることを譴責した。Oliver氏は、自分は中国を愛し、人権をさらに愛すると強調した。中国共産党が集団滅絶(Genocide)を支持するならば、世界は中国共産党の主催するオリンピックを支持するべきではないと話した。

 国際医学界の人権組織代表・Damon Noto氏と中国で3年間違法に監禁された李祥春氏も集会で、中国共産党が法輪功修煉者の臓器を収奪すること、中国国内で起きている法輪功修煉者に対する迫害を暴露した。

 4月16日、ニューヨーク州上院は、ニューヨークの人々に対し人権に関心を持つよう促し、人権聖火リレーに参加し支持を表明するという決議を可決した。

 「グローバル人権聖火リレー」の式典は、4月30日にニューヨーク州のオルバニーから始まり、5月1日はニューヨーク市、5月3日はウェスチェスターカウンティーに次々と伝達していく。人権を尊重し、自由を愛する人々は「平和の祭典であるオリンピックと人道に反する罪は共存できない」とはっきり表明した。

 2008年5月21日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/4/20/176874.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/4/25/96726.html