日本明慧
■印刷版   

黒龍江:呼蘭刑務所「集訓隊」の最悪行為

(明慧日本)黒龍江:呼蘭刑務所は法輪功修煉者を不法監禁、迫害する最悪の場所の一つである。その中の「集訓隊」(集まって、軍人のような特訓すること)は、法輪功修煉者に対する迫害のもっともひどい手段である。

 「集訓隊」は、いつも、送られてきたばかりの人に「教育」を強化するため、いわゆる「軍事化」管理をする。法輪功修煉者は「集訓隊」で強制的に洗脳され、転向させられる。信奉を放棄しないと、3カ月の特訓期間が終わっても、延期されなければならない。法輪功修煉者は延長される上で、半年、1年間と延長されたこともある。ハルビンの法輪功修煉者・李広厚さんは「集訓隊」で妥協しないため、爪を剥がされたり、立たされたり、大勢の人に殴られたりなど苦しめられた。4年間と判決を受けた李さんの収監期間は、「集訓隊」で過ごした。満期になって、直接「集訓隊」から家に帰った。

 「集訓隊」は、不法に監禁された法輪功修煉者に対し、とりあえず、脅迫と誘惑を行う。次に、立たせる。1日16、17時間は立たされ、多いときは、24時間立たされる。立たされる人は苦しみ、意識がもうろうとなった時には、左右に2人を立たせその真ん中に入れ、強制的に立たされる。2005年、50歳の法輪功修煉者・呉慶順さんは強制的に2か月1日12時間立たされ、後遺症が残った。呉さんは2008年になった現在でも、歩行障害がある。もう一つ、法輪功修煉者を苦しめる方法は、何人かの人に法輪功修煉者の両腕を後ろの背中に寄せ、同時に太ももを外側に推し広める。そのせいで、法輪功修煉者の腕が脱臼したり、痛くて意識不明になったりすることがしばしばある。意識を戻すとまた続けてやられることになる。

 また別の迫害方法は、「独房」である。「独房」には鉄の環あり、法輪功修煉者の両手、両足はセメントの地面に固定された鉄の環にかけられ、「大」の字のような形で動けなくさせられる。大、小便もご飯も自分ではできず、ほかの人にやってもらう。この迫害方法は、精神的、肉体的に大きなダメージを受ける。

 もう一つの迫害手段は、両手、両足を壁に固定された鉄の環にかけられ、「大」の字のような形で動けず、足も地面にとどかないようにさせられる。何日間かやられると、人は崩れるようになる。

 そのほか、刑務所が使っている迫害の手段は、ベッドの板の上に座らせ、腰、首は真っ直ぐにし、両目は前を見て、身体が少しでも揺れるとナイロンのホースで殴られる。朝の5時から夜の9時過ぎまで、座らせられ、トイレは決まっている時間にしかいけない。数カ月間を経って、お尻にたこができる。2人分の寝る場所に5,6人が寝かされ、身体を横にしないと寝ることが出来ない。

 「集訓隊」の警官・王健、胥如野は積極的に法輪功修煉者を迫害し、また、受刑者・沈剛、何岩、狄子剛を指図して、野蛮に法輪功修煉者を迫害した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年5月22日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/5/20/178836.html