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黒龍江省:迫害により身体障害者になった王新春さんは、再び警官に略奪された

(明慧日本)2008年3月11日、黒龍江省伊春市金山屯豊茂営林場の法輪功修煉者・王新春さんは朝8時すぎ、バスに乗り抗大営林場に行き、テレビを修理しようとした。王さんは迫害によりすでに身体障害者になっている。抗大の入り口のところでちょうど友人の夏淑梅さんに会い、夏さんが王さんを自転車で抗大営林場まで乗せてくれた。ちょうど王新春さんを自転車に乗せるとき、大昆ロン派出所の警官・牛力君に見られて尾行された。牛は「610弁公室」に密告した。

 王さんは、彼らの要求に一切協力しなかった。「610弁公室」の肖靖雨と大昆ロン派出所の警官は、王さんが手に持っていた衛星接収機と関連機器を奪い取った。その後、肖靖雨と金山屯ケーブルテレビ・王玉峰と随行員など数人は、人民警察・王守民に案内され、王新春さんの自宅にいき、テレビアンテナと接収機を没収した。また3000〜5000元の罰金を支払わせようとした。

 王新春さんがバスに乗って家に帰ろうとしたが、バスが止まると同時に、大昆ロン派出所の警官・牛力君と二紅という女性警官がすぐ手を振り、バスがバス停に止まらないようにといい、自分たちは派出所のものだと言った。それから5、6人の警官が王新春さんをパトカーに押し込んで、大昆ロン派出所に連れて行った。

 午後16時30分、豊茂営林場の人民警官・王守民と劉広民、および運転手・薛森林は車を大昆ロン派出所に運転していった。王守民は、派出所につくと突然、王新春さんを何回も蹴り、その後、王新春さんを家に送った。友人の夏淑梅さんも、大昆ロン派出所に強制連行された後、不法に尋問され、夜になってやっと釈放された。

 3月18日、王新春さんは、ケーブルテレビ局に行き、自分の衛星接収機の返済を求めたが、彼は返してくれなかった。また大法に対して不敬な話をし、人を罵り、さらに公安局に電話をかけた。公安局は強制的に王新春さんを派出所へ連行し、豊茂営林場の責任者と運転手が王新春さんを豊茂に連れて帰った。

 数年の迫害により、王新春さんは、身体障害者となってしまった。

 「610弁公室」から何回も金銭をゆすられ、家は根こそぎ略奪された。妹はうそに騙されて、遠い異郷にいって結婚し、いまだに戻ってきてない。

 母は、かつて2回労働教養され脚は麻痺している。父は、定年退職の年齢になっているが、6年間いわゆる養老保険(1万元を上回る)を支払ってないという理由で、退職手続きをしてくれない。しかし、ケーブルテレビ局は、今回また「610弁公室」に協力して、不法にアンテナを没収していき、また金銭をゆすろうとしている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年5月23日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/3/27/175266.html