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黒龍江省勃利県:法輪功修煉者・姜成久、李鳳琴夫妻は迫害で死亡

(明慧日本)(遅れた報告):黒龍江省七台河市勃利県の法輪功修煉者・姜成久さん、李鳳琴さん夫妻はそれぞれ2006年と2004年に中国共産党に迫害されて死亡した。死亡前2人とも刑務所で息も絶え絶えになるまで迫害された。

  2001年4月、5月ごろ、ちょうど農耕の忙しい時期に、法輪功修煉者・姜成久さんと妻・李鳳琴さんは現地の警察に逮捕され、勃利県留置場に拘禁され迫害された。10月頃、夫婦とも不法に労働教養の判決を受けた。

  姜さんは2年の労働教養を言い渡され綏化労働教養所に入れられた。李さんはハルビン市麻薬中毒リハビリセンターに移送されたが、健康診断が不合格なため入所しなかった。その後勃利県北刑務所に入れられ、衰弱して、危篤になるまで迫害を受け続けた。刑務所は家族に2千元をゆすって、やっと李さんを釈放した(正確な釈放日は調査中)。

  姜さんは2003年に出所した。2004年9月3日、姜さんは勃利県青山郷太昇村の法会に参加した時、県「610弁公室」、公安局、派出所の警官に連行され、勃利県留置場や刑務所に入れられ迫害された。その期間、家族との面会は阻まれた。2004年10月27日、姜さんは3年の労働教養を言い渡され、再び綏化労働教養所に入れられた。10数日後に、体が衰弱した李鳳琴さんは死亡した。 
  綏化労働教養所では、姜さんは「転向」しない、「保証書」、「決裂書」などを書かないために残虐な拷問に遭った。耳は打たれて聴力を失しない、足と臀部は蹴られたり、打たれたりした傷跡が残っている。最後に、姜さんが危篤状態になり、教養所は責任を負いたくないため、やっと勃利県「610弁公室」を通じて、家族に引き取るよう知らせた。家族が来た時、労働教養所はまた2千元の金をゆすろうとして、家族に拒まれた。数日後、教養所は姜さんが息も絶え絶えになったのを見て、やむを得ず釈放した。2006年10月27日、姜さんは家に帰ったが、18日後死亡した。

 以下は明慧ネットに掲載された、姜成久さんが遭った迫害に関する三つの記録である。

 明慧ネット2004年6月1日の報道・「黒龍江省勃利県の一部の法輪功修煉者が計67万元をゆすられた」に、「姜成久さん、男性、61歳。2000年に6千元をゆすられた」と記述されている。

 明慧ネット2005年9月5日 大陸総合ニュース・「現在まだ黒龍江省綏化労働教養所に拘禁される修煉者」の名前リストに「姜成久(七台河)」がある。  

 明慧ネット2005年9月10日報道・「綏化労働教養所で法輪功修煉者を迫害する主な責任者と犯罪事実」に、「2004年11月、第2大隊の第1中隊の警官・劉偉、陳新龍、廉興などが七台河市の60歳を越えた法輪功修煉者・姜成久さんに深刻な迫害を加えた」と記述されている。

  姜さんが死亡した後も、地元派出所の警官は家に来て、姜さんの健康状況が好転したらまた労働教養所に連行して引き続き迫害を加えることを企んで、姜さんの健康状況を家族に聞いた。姜さんが既に死亡したと知ってやっと止めた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年5月24日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/5/16/178591.html