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四川省:法輪功修煉者・トウ淑芬さんは成都法制教育センターの迫害により死亡

(明慧日本)四川省成都市双流県の法輪功修煉者で70歳を超えたトウ淑芬さんは、「法制教育センター」に強制連行され、不法に40日洗脳され拘禁されていた。2008年5月5日に冤罪が晴れないまま亡くなった。67歳の李小文さんは迫害され危篤状態である。

 「成都法制教育センター」は中共党中央の610弁公室に直属し、四川省の610弁公室と成都市の610弁公室が提携して運営したので、そのボスは周永康が直接に育成訓練をし、スパイ・ごろつき・詐欺師、暴力団・用心棒が集まり、毒物混入・誹謗・恐喝・わな・邪法・殴打・虐待を利用して包囲網を作り、猛烈な精神的虐待をやっている。毒を盛るには二つの段階がある。まず、ご飯の中に毒を入れる、その目的は生理機能を混乱させることにある。次に、法輪功修煉者が病気になると彼らは責任を負えないと言い、数人の丈夫な男性が強制的に中枢神経を破壊する薬物を飲ませる。被害者はほどなく頭が痛くなり、精神が狂い、理由もなく怖がり、筋肉と胃が痙攣し、幻聴幻覚が起き、全身が痛くなる。

 成都市双流県籍田鎮の法輪功修煉者・トウ淑芬さん(女性、農民)は、迫害される前とても元気だった。トウさんは生前中国共産党の警官に不法に8回拘禁された。トウさんを捕えた時、警官・祝勇はまたトウさんが借りていた部屋と果物の箱を壊した。

 2007年10月1日、トウさんは鎮政府に真相を伝え、政府の職員が真相を知ることを望んだ。当日の深夜、籍田鎮の武装部長・蘇文華は政法弁公室の祝勇、籍田派出所の警官・高世明などを指図し、トウさんを「成都法制教育センター」に強制連行し、不法に40日間拘禁した。迫害により、トウさんはご飯が食べられないので、やっと釈放された。その時、トウさんは枯木のように痩せ、2カ月続いて怒ったように両目でにらみつけ、2008年5月5日に亡くなった。

 双流県の法輪功修煉者・李小文さんは2007年11月真相を伝えた際に、警官に「成都法制教育センター」(即ち新津思想改造施設)まで強行連行された。2008年3月に家に帰り、大出血した。5月初めに大出血のため意識不明になり、病院で緊急措置をとり、今危篤状態である。 

 李小文さんは警官に5回連行されたことがある。迫害される前、李さんは元気だった。新津思想改造施設で迫害を受で、枯木のように痩せ、数カ月の間に危篤状態に陥った。 

 四川省の「成都法制教育センター」は、成都市新津県花橋鎮蔡湾にあり、今なお不法に数十人の法輪功修煉者を拘禁している。

 ここで法輪功修煉者は、すべて中枢神経を破壊する毒薬と各種の残酷な精神的虐待で迫害され、深刻な後遺症が残った。警官に妥協したかどうかにもかかわらず、釈放された時、皆やつれて元気がなく、目線が停滞し言行が遅く、全身の機能がおかしくなり、なかなか回復できなかった。

 中国共産党が秘密連行・秘密拘禁をしているため、一体どれぐらいの法輪功修煉者が迫害され病気や不具になり、亡くなったか外部には分からない。 内部の情報筋によると、この収容所は6年来すでに数千の法輪功修煉者を迫害した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年5月27日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/5/22/178935.html