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マレーシアの弁護士:法輪功に対する人権迫害を無視したオリンピックは無意味(写真)

(明慧日本)マレーシアの人権弁護士・陳永健氏は、マレーシア弁護士協会の公式サイトで文書を発表し、グローバル人権聖火リレーを紹介した。陳氏は文書の中で、「法輪功迫害真相調査連盟(CIPFG)の主旨は法輪功が受けている迫害を知らせ、法輪功に対する迫害を阻止するためである。もし、国際社会がこれを無視し、依然として法輪功が迫害されているにもかかわらずオリンピックに参加するならば、そのオリンピックは何の意味もない。北京オリンピックは開催の意義を完全に失うのだ」とはっきり書いている。

 
マレーシアの人権弁護士・陳永健氏はマレーシア弁護士協会の公式サイトで文書を発表、人権聖火の意義を論じた

陳永健氏(右) 5月25日の人権聖火の集会にて

陳永健弁護士は弁護士協会の人権委員会を代表して、2008年5月25日、クアラルンプールで行われた人権聖火リレーのイベントに参加した。集会で講演し、人権聖火リレーにも参加した。講演では、「オリンピックと人権は共に存在する、すなわち共存している。オリンピックの参加者は必ず平和的な人道の精神を持つべきである。ある団体が人権で苦しんでいるのに、ある団体は喜んで参加するような、そのようなオリンピックは人類に必要ではない」と陳弁護士は語った。

  陳弁護士はさらに文書の中で、「法輪功修煉者の同意を得ずに臓器を摘出することは、非常に残虐な犯罪行為である。それは人権の普遍的価値に反している。中国当局はこの件に関する独立した調査を早く認めるべきである」と記した。

 「法輪功迫害真相調査連盟によると、中共の多くの部門の機関と官僚が法輪功修煉者の臓器狩り、販売に絡んでおり、その過程で大勢の法輪功修煉者が犠牲となった。彼らは摘出した臓器を販売し、莫大な利益を得ている」という事実を掲載した。

 陳弁護士は、「これらの指摘は国連と関連の人権団体の積極的な調査を獲得すべきである。カナダの2人の独立調査員も、この事件に関して独自に調査結果を公開している。2人の調査結果からこれらの指摘は根拠があることが分かった」と話した。

 「今まで、こうした指摘は益々増加している。人権聖火は人々の良知に呼び掛け、この問題を意識させるためである。人権聖火はカナダからマレーシアに引き継がれてきた。次の中継地点は台湾である」と陳弁護士は書いた。

 「私はゲストとして、人権弁護士の代表として、このイベントに参加した。この集会では150人ものゲストが参加した。彼らの気持ちも私と同じである。人権聖火は必ず迫害を阻止するまで世界中に伝わって行くべきである」と陳さんは引き続き述べた。

 2008年5月31日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/5/31/179464.html