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スウェーデンの国会議員:世界は中共が何を挑発するのかを見極めよう(写真)

(明慧ネット) 2008年5月17日から、中国共産党政治法律委員会書記・周永康の指図の下、中国領事館はごろつきやスパイ及び暴漢らを操り、米国ニューヨーク・フラッシングで罵りや包囲攻撃を連続して行い、また、脱党促進センターのボランティアに対しても、文化大革命式に暴力を振るった。これに対して、スウェーデンの国会議員、スウェーデン・駐ヨーロッパ委員会の副主席兼政治部の部長・リンドブラド(Goran Lindblad)氏は、大紀元の記者の取材を受け、「フラッシング事件はきっと中共が発動し、中国国内の民衆の視線を移すつもりだ」と述べ、また、「現在ただ米国だけではなく、他の国の警官達をも含めて、すべて中共に注意するべきで、中共が何を挑発したいのかを見極めるべきです」と表明した。
スウェーデンの国会議員、スウェーデン・駐ヨーロッパ委員会の副主席兼政治部の部長・リンドブラド(Goran Lindblad)氏


 リンドブラド氏は、「フラッシング事件はきっと中共政権が発動したものです。それ(中国共産党)は今、他の国でもこのような事をして、恐いことだ。(米国の)警察側が事前に知らないこと自体にとても驚いている」と述べた。

 なぜ中共が今の時期を選んで事件を発動するのかに関して、リンドブラド氏は、「中共は世界の人々がオリンピックのトーチリレーを抗議し、またチベット鎮圧事件などが発生したことを恐れ、どうしようもないので、焦点を移すつもりだ」と分析した。

 また「中国共産党がこの事件を起こすのは皆の視線をそらせたいためだ。国内から国外に移し、今の世界はチベットや中国の人権、および北京で開催するオリンピックにとても関心を持っている。中共はその焦点を移すのが速ければ速いほど良いと思っている」と語った。

 中共は、最近法輪功修煉者が「被災者救済を阻む」と公言し、そして中共のメディアに法輪功修煉者が打ち出した「天滅中共」のスローガン横断幕を「天滅中国」に改竄したことについてリンドブラド氏は、「これは中共がナショナリズムに対する新しい概念を出した。ターゲットを法輪功に移して、これは中共の新たなナショナリズム妄想で、中国及び他の地域の人々に国際が中国に対して罪を犯していると思わせ、そして中国は共産主義がまだ必要かどうかの問題を回避するつもりだ」。

 リンドブラド氏は、「外来の国は他国で、フラッシング事件のようなことに対しこれは受け入れられないことです。特に発動事件は中国のような恐怖独裁政権から、現在ただ米国だけではなくその他の国の警官をも含めて、皆すべてが中共に注意すべきで、それは何を挑発したいのかを見極めなければなりません!」と指摘した。

 そして、「アメリカ人は、憲法を意識しなければなりません、自分の権利を守るべきで、単なる憲法の権利ではなく、人権もある。米国民、誰でもあるいはいかなる国の公民においても、中共の指図した悪人に傷つけられることは許せません」。

 リンドブラド氏は、「今回のフラッシング事件は国際事件に当たる、チベットの問題と同じく国際事件です」と表明した。フラッシングでレストランが法輪功修煉者の立ち入りを禁止したことを聞いた時、リンドブラド氏はとても驚き、「人の信条、人種、理論などの原因でサービスを拒絶するなんて、米国或いはいかなる文明国家でも違法です」と語った。

 そして、法輪功修煉者は、訴訟するべきで、差別されたことから着手し警察に通報することができると示唆した。

 2008年6月6日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/6/4/179727.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/6/5/97906.html