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ニューヨーク・フラッシングでキャンドルを灯し、殺された法輪功修煉者を哀悼した(写真)

(明慧日本)2008年6月10日の夜、法輪功修煉者たちはニューヨーク・フラッシングでキャンドルを灯して、殺された法輪功修煉者を哀悼した。ニューヨーク地区法輪大法学会代表の易蓉さんは「我々がここに集まったのは法輪功修煉者の平和的な訴えの姿と非暴力的に中共の迫害に反対する決意を示すためである。このフラッシングで法輪功修煉者を攻撃する事件があった。しかし暴力で我々が真相を伝え迫害に反対する決意を揺るがすことはできない。中共が法輪功への迫害を停止しない限り、我々の反迫害活動も停止しません!」と話した。


法輪功修煉者たちがニューヨーク・フラッシングでキャンドルを灯し、殺された同修を哀悼する

 キャンドルでの追悼は現地時間の夕方7時に始まった。法輪功修煉者たちはフラッシングのKissena通りで大型の横断幕を立てた。「法輪大法は素晴らしい!」、「世界は真・善・忍を必要とする」、「四川省の大地震で数万人の同胞を失ったことはとても残念である! 国が苦しんでいるこの時、なぜまだ千万人の無罪の善良な国民を迫害するのか!」と大きく書かれていた。

 Kissena通りからSanfordまでのスペースでおよそ500人以上の法輪功修煉者が座って功法を実演した。夜の8時頃から空が暗くなり始めるとキャンドルを灯して哀悼を始め、人々は法輪功修煉者たちに暴力を恐れず、強権を恐れない高い精神力を感じ取った。

 易蓉さんは会場で記者に対して「我々は真・善・忍を修煉している。我々はここで、フラッシングの住民に法輪功の平和的、非暴力の姿を示している。最近、真相を知らない一部の人が中共に騙されて利用され、法輪功修煉者に暴力を振るい汚い言葉で罵った。しかし、我々は相変わらず平和的に真相を伝え続ける」と紹介した。確かにフラッシングの住民は法輪功修煉者たちの打たれても打ち返さない、汚い言葉で罵られても言い返さない姿と精神に感動している。彼らは誰が正しいかを新たに考え直している。確かに大勢の人々は「是」と「非」、「善」と「悪」が分かってきた。今彼らの中で脱党支援センターに来て中共の組織から脱党する人まで出てきている。

 中国暫定政府スポークスマンの唐伯橋さんは記者に対してこのように話した。「私は法輪功修煉者の今日のイベントを見て心強く、また安らかになった。わずか2、3週間で当初中共が扇動していた頃の状況と比べると今の状況は天と地ほどの違いを感じる」。

 確かに、記者もこの変化に気づいていた。イベントの前を通りかかる人々は静かに見守っていた。フラッシングの警察は大勢の警察官を派遣しキャンドル哀悼会を守った。ただ一つの騒乱や衝突もなかった。これは恐らく、警察官にとって、5月17日以来初めてのリラックスした職務になったかも知れない。

 唐伯橋さんは「邪悪の前で、妥協はせず邪悪を取り除く。これは素晴らしい道徳と品格だ。この数年、法輪功の反迫害運動で、こうした崇高な品格と道徳は法輪功が代表するものになったと私は感じている」と話した。

 アメリカの警察も唐伯橋さんに深い印象を残した。唐伯橋さんは「警察は大勢の警察官を導入し法輪功修煉者を保護している。ここで私が思ったのは、アメリカの警察が守っているのは法輪功だけでなく、アメリカの自由と民主の権利だ。政策の執行機関として、アメリカの警察は本当によくやった!」と話した。

 フラッシング住民の胡長青さんは記者にこう話した。「中国系住民は団結すべきだ。沢山の中国系住民は中共に騙され利用された。我々はお互いに誤解を解かないといけない。誰もが自由を愛してここアメリカに住んでいる。中国系住民の間に憎悪を作ったのが中共の独裁政権である。中共は邪悪な団体だ。自分が悪いことをやり遂げたので、どのような組織や団体をも怖がり、その団体を壊そうとするのだ」と話した。

 ここを通りかかった28歳のAlberto Levanさんは法輪功修煉者と会うのは初めてだという。彼は初めてこんなに静かなキャンドル追悼会を見たという。Alberto Levanさんは「人々には信仰の自由があり、中国政府は異なる意見を持つ人を容認すべきだ」と話した。

 (大紀元から搭載)

 2008年6月12日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/6/12/180155.html