日本明慧
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ニュージーランド:オークランド領事館前で起きた物語

(日本明慧)物語は2008年5月22日午後におきました。法輪功修煉者・曹さんは、いつものオークランド領事館前で真相を伝え、大法を実証していました。曹さんたちが真相を伝え煉功の準備をしていたとき、30代の男性がやってきて、法輪功修煉者たちに対して大きな声で「なんでここに立っているのか? 中国でこんな災いがもたらされたのに…とっとと失せろ!」と叫びました。

 曹さんは落ち着いて、「確かに中国の四川省で大きな地震が起きて皆さん心を痛めています。しかしこの大きな災いはどのように起きたのかご存知でしょうか? 2008年4月26日、27日、中国物理学会直属の天才予測委員会のメンバーがM7以上の地震が5月8日前後に起きる可能性がある報告し、四川の人びとも地震が起きるのではないかと噂を流していました。しかし中国政府はいわゆるオリンピックのため安定を維持しようと、地震に関する情報を何も流しませんでした。また四川省市役所は、地震は起きない、事実無根な話を信じないように、と報道しました。そのため四川で地震が起き、これほど多くの人びとが死にました。これと法輪功はどのような関係があるのでしょうか?」と言いました。

 男性はまた大きな声で。「あなたは中国人ですか? 中国人なら立つな」と言いました。曹さんは落ち着いて、「どうやら私より知識人のようですね」と言うと、男性は「そうだ」と答えました。そこで曹さんは「中国の5千年の文化の精髄はなんですか?」と聞いたところ男性は何も答えませんで。曹さんは続けて、「仁、義、礼、智、信です」と話すと、男性は黙りました。曹さんは続けて「法輪功は真・善・忍を修煉しています」と言うと、そこで男性は「確かに法輪功を認める」と言いました。

 曹さんは続けて、「法輪功は無私無我、他人を先にする、ということを念頭に置いて修煉しています。では聞きますが、法輪功は中国5千年の文化の精髄に置ける仁、義、礼、智、信に適合するのではありませんか?」と聞くと男性は頷きました。そこで曹さんは続けて。「中国での災いはこの四川省の大地震だけではなく、中国共産党は人びとを迫害し、無数の災いをもたらしました。あなたは四川省の地震が中国で起きた大きな災いだと思っているかもしれませんが、中国で起きた地震の真最中に中国共産党は再び法輪功に無実の罪を着せ、憎しみを誘導しました。そのために私たちはここに立ってあなたたちに真相を伝えています。私はここに立って既に7年間経ちました。中国共産党の法輪功に対する迫害が終わっているのであれば、私たちはここに立つ必要はありません」と話しました。また曹さんは、横断幕に書かれている法輪功への憎しみの誘導をただちに停止せよ、という横断幕を指で指しながら、「この横断幕をここに置いて7年になります。でも中国共産党は依然として法輪功への憎しみを誘導しています。中国共産党による法輪功への迫害が終わるまでここに立ち続けます」と話しました。

 そこで男性の態度が少しかわり、「ではなぜ旗を半分の高さにしないのか?」と聞きました。曹さんは、中国領事館の旗を指さしながら「あの国旗が見えますか? 中国共産党の旗です。国旗が半分の高さに下げられていないのに、なぜ私たちが半分の高さに下げないといけないのでしょうか?」と聞くと、男性は何も答えませんでした。

 ちょうどこのとき女性の法輪功学習者がこの男性が何か妨害しそうな様子を見て、「これ以上騒ぎ立てたら通報します」と言いました。そこで男性は続けて大きな声で叫んでいました。女性の法輪功学習者はすぐに通報し、「スパイが妨害しています」と言いました。そこで男性はこの話を聞いて曹さんに対して、「ほら見て、あの女性は私をスパイだと言っています」と言いました。

 曹さんは微笑みながら、中国領事館の方を指して、「ここにはスパイがいますが、その仕事がどんな仕事にせよ私たちが真相を伝える目的は一緒です。つまり人びとに正義と良知を知ってもらいたいということです。落ち着いて私の話を考え、私の話を聞いてください。本当のことを伝えます。中国共産党の江沢民政権はひとつも真実を伝えたことはありません。その両親ですら嘘の情報にでっち上げられているのです。政府の歳入を自分のスイスの銀行の個人口座に振り込んでいます。ですからこれ以上だまされないでください」と話しました。

 男性は真相が分かると最後に、「帰っていいですか? もう通報されたのでここで待ったほうがいいですか?」と聞き、曹さんは「どうぞ行ってください、私たちのほうで処理します。重要なのはあなたに真相を知ってもらいたい、ということですから」と話した。真相が分かった男性は学習者と握手してその場を去りました。

 2008年6月19日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/6/14/180273.html