日本明慧
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師父は私達が戻ってくるのを待っておられる

(明慧日本)私は今年23歳で、1997年から法輪功を修煉し始めました。ずっと求める心を抱いて法を学んでいたがゆえに、2008年2月までに本当に法を得ることができず、師父と一緒に家に戻る道を歩んでいませんでした。今日までに、私はたくさんの間違いを犯し、邪悪に隙に乗じられ、また、自分が大法のために何かをしないといけない、と間違った考えをずっと抱いてきました。今になってやっと、私は大法のために何かをしようとするのではなく、すべての大法弟子は大法の一粒子であり、私達の行っていることは全て自分自身のために行っていると気づくようになりました。衆生を救い済度することは、私達が先史に立てた誓いであり、三つのことを行うと同時に、絶えず人心を取り除き、自ずと円満成就の境地に達します。これらのすべては、自分自身のために行っているのです!

 簡単にこれまでの経緯と、自分の認識について皆さんと交流したいと思います。

 迫害が始まってから、私は法に基づいて大法を認識することができず、恐れる心が非常に強かったため、三つのことを全くしていませんでした。ひいては、真相を知らない常人が大法を貶すことを聞いても、それを止めようとしませんでした。時々、お母さんが私に大法の本を見せてくれるとき(母も修煉者)、私はいつも恐怖心にコントロールされ、それを受け取る勇気がなく、ひいては誰かが大法のことを話しかけると一切聞こうとしませんでした。その後、私は何度も師父に申し訳ないと後悔し、自分の言動が大法にたくさんの泥を塗ったと思って、もはや大法を学ぶ資格はないと思い、大法を放棄してしまいました。その時、あまりにも人心が多すぎたがゆえに、私はこのようにしたのですが、内心の奥深くではまだ大法の素晴らしさを覚えていました。その後、師父の按配のもとで、私は何人かの同修と会うことができ、彼らとの交流を通して、私は再び自分の人心の檻から抜け出すことができました。私は自分ですら自分を放棄したにも関わらず、師父は私を放棄しませんでした。私はまだ大法はすばらしいという一念を持っていたがゆえに、師父は同修を通して私を元に戻るように按配してくださったのです。実は私はこれまで、おかしな人心をもって師父を量っていたのですが、師父は私を絶対に修煉の資格はないと思っているだろうと考え、面子もあってずっと抜け出すことができませんでした。実は、師父は説法の中で、私達は皆、人の良い一面を見るようにと言われたにも関わらず、私はずっと師父の説法を理解できませんでした。私達修煉者ですらその良い一面を見るのですから、師父はなおさらのことです。

 間違った道を歩んで、後悔したら、ただちに元に戻るべきです。自分の間違いを補い、新しい正しい道を歩むべきです。正念を強くして、邪悪に隙に乗じられないようにすべきです。決して後悔する人心にかられて、もはやこれ以上何もしなくなってはいけません。

 師父はずっと時間を延長し、私のような大法の良さを知りながらも大法を実証する勇気のない人にチャンスを与えてくださっているのです。私は今でも、これまでの私と同じような状況にいる人がいると知っています。間違いをしてしまったら、後悔の人心の中に彷徨っていてはなりません。今となってもはっきりしなければ、自分は誰のために修煉しているのかも知らず、ただ安逸や恋人同士の生活を求め、もしくはその他の心に動じられ、法を実証しないようではいけません。ですから、私のような状況の人がいたら、またはこの文章を読んだ同修の中に、私のような同修がいたら、皆、人心を放下し、早く法を実証しましょう。師父が私達をずっと待っておられますから。

 師父ですら私達を大事にしてくださり、私達を放棄していません。ならば私達はなぜ、自分自身を大事にしないのでしょうか。自分自身を放下しないのでしょうか。

 私は、自分にはたくさんの人心があり、文章の中にたくさんの人心があるかもしれませんので、同修によるご指摘をお願いします。特に、上述のような状況のある同修は、この文章を読んだら早く戻って来てください。

 2008年6月25日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/6/13/180190.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/6/23/98395.html